考える人になる意義
自分の意思で判断し、決断し、行動する
VUCA時代の到来
今の世界はVUCAの時代と言われています。
VUCAとはVolatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)
Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)という４つのキーワードの頭文字を取った言葉です。
グローバルな世界となり、様々な国籍の方や価値観の方がこの世界を作り上げています。
そして日本の企業体も従来の性格から変化していき、終身雇用が崩壊して久しい状態です。
そんな時代を乗り切るのはどんな組織なのかと常々考えてきました。しかしその視点が間違っていたのです。組織は人の集合体です。つまり、個々人の力が組織を作り出しているのです。
では人に着目したとき、どのような力を持った人がこのVUCA時代を乗り切り、そして幸せと成功を手にするのだろうかと考えました。それは自分の思考を常に動かし、揺るぎない信念で人生を歩む人。そのような確固とした自分軸を持つ人であると行き着きました。
自分軸とは
自分軸とは端的にいうと『揺るぎない信念を持つ』ということです。そしてそれは、自分の命の使い方へと繋がっていきます。
人にとって『命＝時間』です。つまり時間の使い方が、人生を決定するのです。組織に属していると、自分のためではなく組織のために時間を使っていると感じているのではないでしょうか？
実はその状態は『他人軸』で生きている状態なのです。
言い換えると他人のために『命』を使っているのです。
しかし先ほどもいいましたが、今のVUCA時代では安定している場所は多くありません。組織に命を費やし続けたとき、もしもその組織がある日突然消えたときに何が残るのでしょうか？
その組織でのみ通用するスキルはあるかもしれませんが、市場全体で通用するスキルがいくつ残るでしょう？
その日が来たとき、多くの人は未来を悲観するでしょう。それまでの居場所が消えてなくなったのですから、ある意味当然の反応です。
ですが人によっては悲観などせず、新たな世界へと戸惑うことなく走り出す人もいます。その人こそ『自分軸』で生きている人たちなのです。
『自分軸』つまり信念があるから、不安を感じたとしてもそれを拭い去ることができる自信を持っているのです。自信は行動するためのエネルギーとなり、次の場所へと導いてくれる羅針盤にもなります。
他人軸から自分軸へ
他人軸で生きているとき、漠然とですが気持ちのどこかに暗いトンネルの中にいるような、閉塞感を感じていることがありませんか？
ただその感覚はあまりにも日常的なものなので、感覚が麻痺してしまっているのかもしれません。
ですがひとたび、自分軸の感覚を感じ取れたとしたら、今いる場所が本当に自分がいたい場所なのかどうか、という事を明確に判断できるようになります。
それはあたかも、長いトンネルの出口から光りが射してきたように感じることでしょう。
その光を見つけるには、自分と深く向き合い続ける事が必要です。これまでの経験、評価、思い込み。その全てを明確に分類し感じ尽くすことでしか、本当の自分を探し出すことはできません。
しかし言い換えると、全ての答えは自分の中にあるとも言えるのです。
自分軸を持つこととは
自分軸を持つ事は、全ての決断に責任を持つということです。決断に至る経緯や、決断の結果を人のせいにしない生き方です。
人は自分の決断に責任を持つことで初めて、本当の幸せを感じる事ができるのです。
そして決断に責任をもてば、その決断が間違いだと気がついたとしても、それを潔く受け入れすぐさま次の決断に意識を向けることができるようになるのです。
つまり、くよくよと思い悩む時間が無くなるのです。
時間は命です。思い悩む時間は何も生み出しません。無駄に命を浪費しているだけなのです。自分軸を持てば、時間を無駄にすることはなくなります。
悩んでいる暇などないと心から思えるようになるのです。
それはあたかも、雲の上の青空のように澄み切った心を手に入れたような感覚なのです。
では自分軸を手に入れれば、全ての問題を解決できる力を得ることが出来るのでしょうか？
答えはYESでありNOです。自分軸のエネルギーは心のエネルギーです。心のエネルギーがあれば、何度失敗しようがそれを気にせず新たな挑戦に挑む強さを持つことができます。
ですがもう一つの力を持つことで、より強力なエネルギーを発揮することができるのです。
思考力というパワー
他人軸で生きているとき、実は多くの方が思考停止状態にあるといえます。
もちろん細々とした業務は考えながら処理しています。しかしそれは作業であり、本当の意味での思考力は使われていません。
ここでの思考力とは、新たな価値を生む思考です。つまりクリエイティビティです。
クリエイティビティの基本は、この世界にない新しい何かの発明です。
それらは直感によってもたらされることが多いですが、そのアイデアを実現可能にするためには綿密なロジックが必要となります。
素晴らしいアイデアであっても、それを言語化することが出来なければ誰も理解することができません。つまりそのアイデアは存在しないと言えるのです。
思考力は形無いものに輪郭を作り、自分以外の人にもその概念が理解できるようにするための力です。
これは今のところ、人間にしかできない能力です。この能力を鍛えることで、素晴らしいイノベーションを生み出すことができるのです。
自分軸と思考力のエンジン
この二つの力を同時に発揮することで、揺るぎない自信を手にすることができるようになります。
自信とは自分を裏切らないという確信です。自信が無い人はどこかで、自分で自分を裏切ってしまうのではと感じています。だからこそ自分の決断に責任を持てずに、その結果に対して他者や環境のせいにしてしまいます。
結果に責任をもち、そして結果に対して真剣に向き合い思考することで、よりよい選択を見つけ出すことができるようになります。それは自分軸と思考力という二つのエネルギーが発火し、力強いパワーを引き出すエンジンとなるのです。
そのエンジンが動いているときは、どんな事であっても前向きに取り組むことができます。他の人からみれば、難しく大変な事をしているように見えますが、当の本人は楽しくて仕方が無いので、努力や苦労をしている感覚がありません。
逆にそれらの事を楽しむようになっていきます。楽しいから上達が早い、楽しいから失敗しても挑戦し続けられるといった、好循環を生み出すことができるようになるのです。
一歩を踏み出す勇気
二つの力を育むには、多くの時間と向き合う努力が必要です。
どれも簡単に手に入る力ではありません。簡単に手に入る力であれば、この社会は今のような社会ではないでしょう。
しかしLOGIROJIでは、この二つの力を効率的に育むプログラムを開発しました。
それがフルコミットコースです。五ヶ月間にわたり、二人三脚で力の向上を支援します。
それらのプログラムは「脳科学」「心理学」「コーチング」「論理思考」「情動的知能」を融合させたものとなっております。
ただのメンタルコーチではなく、そのさらに先にある思考力も同時に育んでいきます。
実際に本コースを受講して頂いている方々は、第一回目のセッションを受けただけで、大きな変化を実感されています。セッション当日だけでなく、日々の生活の中で課題をクリアしていくことで、より大きな気付きと自信を得て貰っています。
なぜ自信や感情コントロールが必要なのか？
論理思考との関連性に疑問を抱く方もおられると思います。
ですが自信や感情コントロールは密接な関係があるのです。
新しい何かを始めようとしたとき、まず変えるのは環境でしょうか？それとも時間の使い方でしょうか？
実は最も変えなければならないのは、自分自身なのです。
昨日までの自分に別れをつげ、新しい自分を見つけなければなりません。そうしないことには、自分の周りも変わらないのです。
そのためには、これまでの思考パターンを組み替える必要があるわけです。
それには『自分なら出来る』という自信があれば、よりスムーズに新しい自分を作り上げることができます。
また論理的思考を持続するには、冷静な心で挑まなければなりません。感情を落ち着かせ、落ち着いた脳という環境を作ることが大切なのです。
だからこそフルコミットコースの序盤に、自信獲得と感情コントロールのセッションを組み入れています。
これは講座を効率的に吸収してもらうことや、あなたのよい良い人生へと繋がる力でもあるのです。
具体的にどんな効果があるのか
フルコミットコースを受講して、あなたにどんな成長があるのか。それが分からなければ、受講する意味が本当にあるのかわかりませんよね？
受講後のあなたは次のような成長を遂げています。
○自分の自信を明確に感じられるようになる
○他人が気がつかない事に気がつくことができる
○分かりやすい説明をすることができるようになる
○分かりやすい文章を書くことができるようになる
○自分が本当にしたい事を見つけられる
○挑戦する勇気を手に入れることができる
○人間関係を円滑にすることができる
○感情を上手にコントロールすることができる
○ストレスとの付き合い方が上手になる
ここに書き出した効果は一部です。
もっと多くの気付きと成長を手にすることができるようになります。そして、それ以降は自分で自分をバージョンアップし続けることが可能になります。フルコミットコースはあなたの可能性を引き出し、それを持続可能な力へと高めます。
人生の終わりが見えてきたとき『もっと自分のために時間を使えばよかった』と後悔する方が非常に多いと言われています。
つまり自分軸でなく他人軸で生きてしまった人の言葉です。
LOGIROJIはあなたが人生の幕を下ろす瞬間に『楽しく刺激的な人生だった』と言えるような人生を作るお手伝いをしたいのです。