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損失回避の罠

みなさんは以下の文を比べて、一回限りだとするとどちらに挑戦しますか?

 

A:「コインを投げて表が出ると五千円プレゼント。裏が出ると何も無し」

B:「コインを投げて表が出ると二万円プレゼント。裏がでると五千円の罰金」

 

恐らくAを選んだ方が多いのではないでしょうか?

その理由は「リスクが無い」からだと思います。

ですがBはリスクがありますが成功した時の報酬は大きい。

それでも多くの人はAを選択してしまうのです。

 

それが損失回避の法則なのです。

 

 

 

リスクは悪なのか?

 

そもそもの考え方として、リスクは悪なのでしょうか?

多くの成功者はリスクと引き換えに、大きな成功を手にしています。

にも関わらず多くの人はリスクを取ろうとしない。

それは損する事を何よりも恐れるからなのです。

 

損をしない道ばかりを選ぶということは

安定した道を選ぶという事です。

日本における安定とは、優良企業に就職することと考えられています。

つまり大樹の陰に入ることです。

 

言い換えるとリスクを取らないという事は、一定の場に留まり続けるとも言えます。

 

 

 

その場に居続けることもリスクかも?

 

ではずっとその場に居続ける事はできるのでしょうか?

いくら大樹といっても、その大きさには限りがあります。

新たな人たちがその陰に入ろうとすると、今いる人を押しのけなくてはいけません。

それが昨今の大企業で言われている、早期退職の推奨です。

それまで陰の下で守られていたのに、いきなり外に追い出されてしまうかもしれません。

 

また大樹といえども、突然朽ち果てることもあります。

側にいるからこそ、倒れてくる大木に巻き込まれるかもしれません。

ある日突然、リスクが降りかかってくる可能性があるのです。

 

そしてその手のリスクは、自分から覚悟したものではありません。

自分で覚悟したリスクの場合、ある程度のコントロールは可能です。

ですが他者によってもたらされたリスクは、コントロールできません。

否応無しにリスクが襲いかかってきます。

 

 

 

損失回避を続けると、いつの間にか追い込まれてるかも?

 

損失回避を続ける。つまりリスクから逃げ続けることは、未来のある時にリスクに追いつかれてしまう恐れがあるのです。

そのリスクは制御不能で、どうする事も出来ない状態になってしまう。

なんて事も少なくありません。

 

ではリスクと付き合うにはどうするのか?

それは自分でリスクをコントロールする事です。

 

自分でリスクコントロールをするのに必要な事は、そのリスクと向き合うことです。

リスクから目を背けるのではなく、リスクに相対しその核心を見定めることです。

 

『あなたにとって最大の財産は、あなたの知識、「知っていること」だ。反対に最大のリスクは「知らないでいること」だ。どんな事にもリスクはつきものだ。だからこそ、それを避けるよりも上手く乗り越える方法を学ぶことが大切なのだ。』

これは「金持ち父さんシリーズ」の著者であるロバート・キヨサキ氏の言葉です。

 

リスクの核心を見定めれば、それを乗り越える方法が見えてきます。

リスクを恐れて目を閉じていては、美しい景色も見ることができません。

 

知識を身につけるためには、多くの学びが必要です。

学びを効率的にするためには、論理的思考力が欠かせません。

将来のリスクに打ち勝つために、より高度な論理思考を身につけてみませんか?