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習慣が人生を決める

少し前に健康診断を受けてきました。

そこで人生初の胃カメラを飲みました。

そこの病院は口からと鼻からのコースがるのですが、もうひとつスペシャルコースがありました。

それは口からの人限定で、眠っている間に検査してくれるというもの。

完全な麻酔ではなく眠らせる薬を注射してくれるコースでした。

もちろんのことながら、苦痛を感じたくありませんのでスペシャルコースで検査しました。

 

検査台に横たわって薬を注射され、頭がぼーとしてやがて意識がなくなりました。

ですが検査の途中で目が覚めてしまったんですね。

身体の中に強烈な違和感と地獄のような吐き気が一気に襲ってきました。

もうパニックです。

四方八方から手がでてきて、身体を押さえつけられて「堪えて!堪えて!」と声が聞こえる。

とはいえ身体の反応は抑えようがなく、とんでもない苦しみでした。

 

意識の無いときに全て終わっていたらホントに楽だったのですが

意識がある状態になってしまったので大変な目にあってしまいました()

これで思ったんですね、どんなことでも無意識で行っていたら無用なストレスを感じることが無いなと。

実はその状態って、日常生活の中でも頻繁に出会うんですね。

それは「習慣」となっている行動です。

 

今日は物事を無意識で行う「習慣化」のコツについて、お知らせしますね。

 

 

三日坊主から抜け出せない

 

「よしやるぞ!」そう決意して新しい事をはじめてみても、なかなか長続きしない。

これって僕も含めて、多くの方が経験していることではないでしょうか?

ある一説によると「やるぞ!」と決意した瞬間がモチベーションのピークで、後は下降していくと言われているそうです。

つまり三日坊主は当たり前なんですね。

でもちゃんと習慣化しているものもあるよ、そんな声が聞こえてきそうです。

そうです三日坊主は当たり前なのですが、習慣化することも当たり前なんですね。

 

三日坊主のメカニズム

 

ではなぜ三日坊主になってしまうのでしょうか。

人の脳機能には「ホメオスタシス」というものがあります。日本語にすると「恒常性維持機能」と呼ばれるものです。

このホメオスタシスを簡単にいうと、現状維持を続ける働きということです。

つまり変化はストレスと感じるように出来ているんですね。

なぜ変化はストレスなのか。その答えは脳の本能にあります。

脳は生きることを求め続けています。

つまり「いままで生き続けてこられたなら、現状で確実に生きていけるよね」と脳が判断し、

どうなるかわからない変化を拒もうとするんですね。

 

三日坊主の原因は脳にあらかじめセットされている「ホメオスタシス」という機能だったのです。

やる気のなさや、根気のなさが原因ではないんですよ!

コレってすごいことだとおもいませんか!?

なぜなら、物事が続かないのは自分の能力が低いからだと、自分を否定する必要がないのです!

脳に組み込まれている機能なので、続かないことが当たり前なんです。

 

 

習慣化するための最短ルート!?

 

でも習慣化はするほうがいいし、習慣化したいことがある!

そう思っている方もおられるでしょう。

安心してください。習慣化はそれほど難しいことでは無いのです。

結論を言いますと「とりあえずやってみるの精神で、毎日続けること」です。

とりあえずやるってのがポイントです。

「よし、やるぞ!」とモチベーションのピークを作らないことなんですね。

ピークがなければ、モチベーションが下がることもありません。

とりあえず、気楽にはじめてみるのが効果的です。

 

そして毎日続けること。

毎日続けていると、それが当たり前になってきます。

すると脳のホメオスタシスが働いて、それをやることが普通になっていくんですね。

そうなるともう意識することなく、毎日続けることができるようになります。

ここでポイント。

毎日100%やりきると考えてはいけません。

例え1%でもいいからやることです。

習慣化するために質は関係ありません。その行為を当たり前にすることが大切なのです。

筋トレなら「腕立て1回」でもかまいません。

続ける事のハードルを下げることで、続けることのストレスを緩和することができるのです。

 

 

習慣化の注意点

 

とは言うものの、忙しい日常を送られている方も多いですよね。

毎日やりたいのはやまやまだけど、忙しいし疲れてるから出来ない日もあるよ。

当然ですよね。

いいんです。やらない日があっても。

 

絶対にしなくちゃいけない。

そう思うから、そのことがストレスになって長続きしないんですね。

ポイントはストレスにならないように、手を抜きながらやることです。

つまり休みの日を作ってもいいということです。ただし、ここで注意が必要です。

 

休みの日を連続で3日以上作らないこと。

 

3日以上休んでしまうと、休むことが当たり前になってしまいます。

そうなってしまうとせっかく続けてきた効果が消えてしまいます。

ポイントは気楽にやりながら、休むけど休みすぎないということ。

 

以上が習慣化のコツです。

 

 

 

みなさんもいい習慣を身につけて、よりよい未来を作っていきましょうね!