信頼性は社会性動物である人間にとって、なによりも重要な資産ですよね。
信頼性のある人、信頼性の無い人。
あなたはどちらに重要な仕事をお願いしますか?
あなたはどちらに大切な秘密を打ち明けますか?
もちろん信頼性のある人ですよね。
そしてあなた自身も他の人から、その基準で見られているということなのです。
信頼性に影響する重要な要素を知ることは
あなたの人生を有利にすることでもあります。
信頼性は通帳に記載されている?
そもそも信頼性とは、相手を信用することが出来るかどうかの強さですよね。
そしてこの『相手を信用する』という事がとても重要なのです。
あなたが持っている信頼性は、相手への信頼性なのです。
とても重要なことなので注意して下さい。
信頼性は自分が持つものではなく、相手が持っているものなのです。
つまり自分で貯めることが出来ないのが信頼性ということです。
あなたも『他人の信頼性通帳』を心に持っていますよね?
ただこの『信頼性通帳』は普段意識していません。
というよりもほとんどの人は、相手が自分の信頼性通帳を持っているということを考えたことも無いと思います。
まずは『信頼性通帳』は相手がもっている。
その事を知る事が重要なのです。
信頼性は増減する
通帳に記載されている数字の代表はお金ですよね。
給料日には増えて、電気・水道・カード支払い・ローン・家賃などなど
通帳の数字は日々減っていきます。
そして給料日がきてまた増える。
じつは信頼性もお金と同じように増減するのです。
しかも増えるにはお金以上に時間がかかり、減るのは一瞬でゼロ以下になることもあるのです。
それが信頼性の怖さなのです。
さらにはお金の借金と同じように、信頼性にもマイナスの領域があります。
それは不信です。
信頼性がマイナスになると、全く信用されなくなります。
そうなると何を言っても聞いてもらえませんし、相手にもしてくれません。
仲間に入れてくれる事もなければ、話しかけてくれる事もありません。
社会の繋がりからはじき出されてしまう恐れがあるのです。
信頼性の増減に影響する身近なこと
実はこの行為が日々の暮らしの中でとても重要なのです。
それは『言動一致』です。
人はコミュニケーションのなかで、約束よりも弱い用事をお願いしたりされたりします。
その用事を『やる』と返事をしても、忙しさで忘れてしまって出来なかったりすることがありますよね。
それこそが『言動不一致』となり、相手がもつ信頼性通帳の数字が少し減ります。
感覚として『言動一致』で増える量が『1』とすれば、『言動不一致』で減る量は『5』となります。
信頼性とは非常に揺らぎやすいものなのです。
この『言動一致』『言動不一致』という要素を知っているだけで
日々の生活の中で信頼性通帳の数字を増加していくことができます。
信頼性通帳の数字を効率よく上げるためには?
実は効率的に信頼性を上げる方法があります。
いくつか紹介しますので、是非参考にして下さいね。
・相手が困っている事を手伝う
・相手の価値観に寄り添う
・相手の話しを否定せずに聞く
・相手と頻繁に会う
・相手が気付いていない美点を告げる
自分の信頼性は相手が持っている。
そのことを意識することが大切です。
そしてあなたは、誰かの信頼性通帳を人の数だけ持っています。
時には通帳を見直してみるのもいいですよ。
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