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今だからこそ感じること

コロナによる自粛ムードが漂うなか、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

いま現在、世界が向き合っているのは、人類共通の敵です。

これまで人類が敵対していたものは、価値観の違う同じ人類でした。

 

これは世界から人類に突きつけられた挑戦状なのかもしれません。

経済も停滞し、ほんの数ヶ月先の未来を不安に思う。

自分も感染するかもしれない、仕事がなくなるかもしれない、家族を守れなくなるかもしれない。

様々な不安を突きつけられている状態です。

 

しかしながら、人間は感じる心と考える頭があります。

このふたつを動かすことで、なにか突破口が見えてくるかもしれません。

 

 

何を感じているかを感じ尽くす

 

不安な思いに捕らわれているとき、何が不安なのかが隠れていることがあります。

経済的な不安、感染の不安、漠然とした先行きの不安、もしかしたらネットやニュース、身近な人からのネガティブな情報で不安を感じているのかもしれません。

 

自分が感じている不安はどこからきているのか。

それを明確にするだけで、不安が和らぐ場合があります。

 

というのも、知らない事が最大のリスクであると、本能的に知っているからなのです。

自分を不安にさせている正体を見極めることができれば、不安は取り除けます。

なぜなら、その不安の正体を解消するための手段を見つけることができるからです。

感染の不安であれば、うがい手洗い、単純に接触人数を減らすなど。

経済不安であれば、国や地域が準備している支援策を探す。

仕事の不安であれば、自分の出来る事を洗い出してみる。

 

不安への対処法は探せば見つかるものです。

そこに至るには、自分の不安を感じ尽くす必要があります。

 

 

なにはともあれ行動してみよう

 

広い場所をウォーキングしてみる。

自転車でサイクリングする。

自宅でできる筋トレをしてみる。

読んでいない本を読んでみる。

コロナ対策になにが出来るか調べて見る。

マスクがないなら、マスクを作ってみる。

料理を作ってみる。

 

どんな事でもいいのです。

行動をすることで、停滞している思考は動き出します。

ほんの少しのことでいいのです、出来る事をする

その小さな一歩が、大きな変化へとつながります。

 

大きな変化を起こすのに必要なものはひとつだけ。

それは、行動を起こすことです。

 

身体が停滞していると、思考も停滞してしまいます。

どんな小さな行動でもいいので、行動してください。

 

 

そんな事いわれても出来ないのなら

 

そんな自分を受け入れればいいのです。

今は動き出す時ではないだけ。

だったら焦る必要なんて一切ありません。

そしてそんな自分を認めてあげればいいのです。

 

そのうちに、何かをしたいなという気持ちが湧いてきます。

それをただ、じっと、待てばいいのです。

 

戦後、火山、台風、震災。

人は様々な厄災を経験してきました。

人は乗り越えてきたのです。

誰もが乗り越える力を持っているのです。

 

ただ一つだけお願いがあります。

辛いときは『辛い』、助けて欲しいときは『助けて欲しい』と声を出してください。

危機的状態のとき、人は自分の奥底にある役割を全うしようとします。

その役割は人を助ける役割です。

 

辛い状態のあなたが声を上げることで、誰かの心の底にある素晴らしい力を目覚めさせることができるのです。

それって、誰かの成長を促すとても素晴らしいことだと思いませんか?

 

どんな人であっても、誰かの成長に役立っていることを忘れないでくださいね。