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重大な決断をする時の注意点

人生において、決断しなければならない時は必ずあります。

これまでも、どの高校にするのか、進学するのか、どの大学か

院に進むか、就職するか、夢を追いかけるのか、一人暮らしか

採用するか、企画を提出するか、企画を採択するか などなど

 

数え上げたらキリがないですよね。

 

そんななかでも『重大な決断』をしなければならない時があります。

結婚・離婚・独立・撤退

まさに人生に大きな影響を及ぼす決断ですよね。

 

その決断一つで、人生が変わるかもしれない。

 

そんな時の注意点をシェアしたいと思います。

 

 

重大な決断をするときの心

 

これまで重大な決断をしたときを思い出してみて下さい。

そのときはどんな心境だったでしょう?

重大な決断のほとんどは、ある程度の検討期間があります。

その期間にしっかりと考えて、決断をするわけですよね。

 

その検討期間のあいだはずっと、その決断が頭から離れません

ふとした瞬間に「どちらにするべきか」と自問自答が始まります。

そしていつもの袋小路へと迷い込み、どうしたらいいか分からなくなる。

 

そんな事の繰り返しだったのではないでしょうか。

そしてそのときの心は、不安や迷い、恐怖といった

ネガティブな感情を感じていたと思います。

 

 

ネガティブな感情での判断は大概間違う

 

人はネガティブな感情になっているとき無意識では

「はやく抜け出したい」という声が響き渡っています。

 

その声は、未来の自分にふさわしい決断をするのではなく

いまの迷いや不安といった、ネガティブな感情から抜け出す

ことしか目的としていないのです。

 

つまり

「正しいか正しくないかは二の次だ

 この苦しみから早く解放させてくれ!」

となっているだけなのです。

 

こんな状態で良い決断なんかできませんよね。

 

 

良い決断をするために

 

そのためには決断そのものに注目する必要があります。

これまで「重大な決断」と書いてきましたが「重大な」という

意味づけが含まれている事に気がついたでしょうか。

 

この「重大な」という意味づけがあることで、無意味なプレッシャーを

感じるようになってしまうのです。

つまり意味づけを取り払い「決断」だけがあると見直して下さい。

そうすることで「決断」にのみ、集中することができるようになります。

どっちにしても未来なんかは誰にも分かりません。

であれば今に集中して、今のベストな決断をすればいいのです。

 

「重大な」という必要の無い意味づけなど外してしまって

プレッシャーを感じることなく、今に集中して決断する。

集中した決断であれば、どんな結果がでようが納得できます。

 

ネガティブな感情を抱いたまま決断するから、後悔が生まれるのです。

 

 

意味づけを外し、心を整え、今に集中し、決断をする。

それがより良い決断のコツとなります。