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一貫性のパワーをあなどるなかれ

 

 

すこし想像して下さい。

「信頼出来ない人ってどんな人ですか?」

ここ重要なので、しっかり想像してくださいね。

 

どうですか想像できたでしょうか?

きっと色々なタイプの人を想像されたとおもいます。

「陰口ばかり言う」「仕事をすぐにさぼる」

「自己中心的」「言う事がコロコロ変わる」

「時間にルーズ」「人によって態度が変わる」

などなど、色んな要素が出てきたと想います。

 

ですがこれらの要素は細かな要素でしかありません。

この人達が共通して持っている要素があるのです。

 

その要素とは

「一貫性の無さ」です。

 

一貫性とは信頼を得るためにとても大切な要素なのです。

 

 

「一貫性」は成功の鍵

 

さて一貫性がどうして成功の鍵なのか

少し疑問に思った方もおられるでしょう。

 

ここでもう少し想像してみましょう。

 

あなたが配属された職場の近くには定食屋さんがあります。

そこの店では様々なランチメニューがあります。

そしてあなたは、ハンバーグが大好物。

もちろんメニューにも載っていました。

さっそく注文すると、なかなかウマイ。

これはいい店を見つけたぞ、そう思いますよね。

 

別の日に、同じ店にいき大好物のハンバーグを注文しました。

一口食べると違和感が。

やたらとすっぱいハンバーグです。

すっぱいハンバーグなんて、想像すらできませんが

その店のハンバーグはたしかにすっぱいのでした。

 

何かの間違いとおもって、別の日にいくと

今度は「辛い」ハンバーグでした。

次は「苦い」、その次は「甘い」

 

さて、行くたびに味が変わるお店に通いますか?

通いませんよね。

美味しいハンバーグが食べられるかどうかわからない。

そんなお店には行きたくありません。

つまり一貫性が無いと、相手にされなくなるのです。

 

 

ブランドは一貫性でしか生まれない

 

例えば「ユニクロ」

「服のチカラを、社会のチカラに。」

というステートメントを掲げています。

 

全ての活動や商品は、この理念を基準としていますよね。

そして低価格で様々な付加価値を提供しています。

この「一貫性」があるからこそ、わたしたちは安心して

ユニクロの製品を手に取ることができるのです。

 

品質もバラバラ、価格も曜日によって違う。

店員の対応も人によってムラがある。

そんな営業形態であれば、いくら安くてもユニクロの製品を

手にしようとはこれっぽっちも思いません。

 

一貫性があるから安心できるのです。

一貫性があるから信頼できるのです。

 

それは企業だけではありません。

個人にもその特質は当てはまります。

ブログの冒頭に質問しましたが

信頼出来ない人には一貫性がありませんよね。

個人であっても、一貫性はとても大切な要素になるのです。

 

 

人間は一貫した行動を取りたがる

 

これは本能でもあります。

「自分らしさ」という一貫した価値観を持つことを

とても自然に感じています。

 

自分も一貫した行動を取りたいと思っているからこそ

他の人も一貫した行動を取るだろうと考えています。

そこに一貫した行動を取らない人が現れたとき

強烈な違和感を覚えることになるのです。

 

その違和感がやがて不信感となり、その人を信頼しないと

決断するに至るのです。

 

一貫した行動は相手に安心を与えます。

自分というブランドを作りたいのであれば

 

一貫性のパワーを忘れないで下さいね。