チームがまとまっていれば、様々な仕事をスムーズに流せます。
チームのまとまりが悪いから、仕事の成果も上がらない。
そう感じている方もおられるでしょう。
ではどんな要素があれば、良いチームになるのでしょうか？
少し想像してみてください。
それは
個々の能力が高いチームでしょうか？
団結力があるチームでしょうか？
どんな要素があると、チームは機能するのか。
今日はそのヒントをお伝えしたいと思います。
良いチームに必要な要素
では、良いチームに必要な要素を出してみましょう。
・良いリーダーがいる
・諦めない粘り強さがある
・果敢にチャレンジする気持ちがある
・問題解決力が高い
・互いにフォローしあえる
これらの要素があるチームは確かに素晴らしいですよね。
ですがこれらの特徴は、多くの人が勘違いしてる理想像なのです。
それはなぜか？
これらは理想的なチームに必要な要素ではありません。
理想的なチームだからこそ発揮できる『結果』なのです。
本当に必要なものとは
先に書いたものは『結果』です。
結果があるということは、『原因』が必ず存在します。
その原因こそが、本当に必要なものと言えるわけです。
ではその必要なものとは何か？
それは『心理的安全性』です。
心理的安全性とはなにか？
分かりやすく言うと
不要なプレッシャーの無い、安定した場です。
何を言っても大丈夫。
新しい行動は推奨される。
例え失敗しても、学びだと言い合える。
誰かを攻撃する文化でなく
自分や周囲の人が、上機嫌である環境が重要なのです。
心理的安全性がある環境だとどうなるか
自分が拒絶されたり、否定されたりすることが無い。
自尊心が傷つけられる事が無い。
そんな環境を想像して下さい。
どうですか？
あなたの心は、のびのびとしていませんか？
この環境が保たれいると、心は安定します。
心が安定すると、様々な物事に対し前向きに捉えることができます。
心がギスギスしていると
どうせできっこない、とか
やっても意味がない、とか
ネガティブな思考に捕らわれてしまいます。
ですが、心が安定していると
とりあえずやってみようとか
失敗しても別のやり方で試せばいいとか
ポジティブな思考になることができます。
本物のリーダーシップとは、チーム全員が
心理的安全を感じられるように、環境を整えることなのです。
一人一人、性格も価値観も違います。
ですが「安心できる環境」は、バリエーションが多いわけではありません。
丁寧に環境を作ることで、チームの力はいくらでも引き出せるのです。
その環境作りに注意を向けてみることを目指してくださいね。
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