人はどのようにして行動を起こすのか。
その原則を知ることができれば、様々な人を意のままに操れます。
それこそ、部下や上司であってもです。
それだけではありません。
販売員なら、お客様。
夫なら妻を
妻なら夫を
好きに行動させることが出来るかもしれません。
人が行動を起こす。
そこにはある原則が横たわっているのです。
その原則とは何か?
それは
『人は理屈ではなく、感情で行動する』
ということです。
感情で動くなど信じられない
いやいや、ちょっと待ってくださいよ。
私は感情的な人間ではなく、理知的で理性的な人間です。
そう思う人も多いことでしょう。
実際、僕自身もこの原則を知ったとき
同じことを思いました。
理性的に考え、決断をしてきたと。
ですがどうでしょう?
自分の部屋の中を見回して下さい。
そこにあるのは、生活に必要なものだけでしょうか?
もしも理性的に考え、無意味な買い物をしないのであれば
生活に必要なものだけしか、部屋の中には無いはずです。
こんな物はないですか?
お気に入りの絵。
お気に入りのぬいぐるみ。
お気に入りのアクセサリー。
お気に入りのフィギュア。
などなど…
それらは、生活に絶対に必要なものでしょうか?
感情で動き、理屈で理由を考える
あなたの部屋にある、生活に必要でないもの。
それは買う必要なんて無いはずですよね?
必要ないなら、さっさと捨てちゃいましょう。
そう言われたとき、あなたはどうしますか?
きっと、そのモノの素晴らしさを語ると思います。
様々な理由をつけて、必要なものだと説明するでしょう。
でもそれって、後付けの理由ですよね?
買った理由は一つだけ。
『欲しいから』買ったはずです。
買った後で、どうしてこれを買う必要があったのかを
自分自身に言い聞かせ、納得しようとしているだけなのです。
思い当たる事が多いのではないでしょうか(笑)
まずは感情を動かそう
つまり、人を行動させようとおもったときは
感情を動かすようにすればいいわけです。
感情をより強く動かすには、欲求を刺激するのが一番です。
人は8つの基本的欲求を持っています。
1:生き残り、人生を楽しみ、長生きしたい。
2:食べ物、飲み物を味わいたい。
3:恐怖、痛み、危険を免れたい。
4:性的に交わりたい。
5:快適に暮らしたい。
6:他人に優り、世の中に後れを取りたくない。
7:愛する人を気遣い、守りたい。
8:社会的に認められたい。
この8つの基本的欲求のことを
『心理的トリガー』と呼びます。
これを刺激することで、人は感情が大きく動きます。
この8つの要素をうまく使って、相手の感情を動かして
人に行動を起こすようにしてみましょう!
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