6歳くらいまでの子どもを思い浮かべて見て下さい。
どんな行動をしているでしょうか?
毎日、飽きることなく遊びに取り組んでいますよね。
葉っぱをお金に見立ててみたり
石を宝石に見立ててみたり
地面に書いた円を落とし穴に見立ててみたり
そして大人に必ず言う言葉があります
「ねぇねぇ、これってなに?」
小さい子どものこれらの行動には、ある共通点があります。
それは大人になると、なぜか少なくなってしまいます。
ではその共通点とはなんでしょうか?
想像力と好奇心
そうです、その共通点とは
「想像力」と「好奇心」です。
大人になると、この二つの力が減少していきます。
それも仕方がないことですよね。
仕事に忙しく、生きる事に必死。
自分が生活していく事で精一杯。
次から次へと、仕事や問題が降ってくる。
一息つく間もなく、忙殺されてしまっています。
目の前の現実に意識が奪われてしまっているので
想像力や好奇心を動かすことが出来なくなっているのです。
子どもを観察してみよう
ここで改めて子どもを観察してみましょう。
不思議なものに出会ったとき、子どもは目を輝かせます。
好奇心が刺激されて、ココロがワクワクしているのですね。
「これはなんだろう?」
「どうして、こんな色をしてるの?」
「どんな味があるのかな?」
「どうすれば、遊びに使えるかな?」
好奇心があるからこそ、知りたいという欲求が高まります。
遊ぶためにどうしたらいいかを考えることで、想像力が発揮されます。
子どもは学ぶことに関しては、肉食系ばりにガツガツしているのですね。
しかも知ることに喜びを感じています。
いつからその喜びを感じなくなったのでしょうか?
学びはつまらないと学校で教わる
学校の教室の中に、好奇心を刺激するものはありません。
理科室は例外ですよ(笑)
同じ机、同じ黒板、同じレイアウト。
刺激が一切ない空間で、知識を詰め込まれました。
それが「勉強」の原体験です。
こうやって文字としていても、面白くありません。
ですが本当の学びは面白さと喜びに満ちています。
「センス・オブ・ワンダー」の世界なのです。
学校に入る前は、目を輝かせて知らないことを吸収していたのに
いつのまにか、めんどうくさい、おもしろくないとなっています。
この感覚は大人になっても引きずってしまいます。
だからこそ思い出して欲しいのです。
自分が6歳の頃を
想像力と好奇心を持とう
「想像力」と「好奇心」は学びのエネルギーです。
この2つを呼び覚ましましょう!
ではどうするのか?
基本的なアプローチは「なぜ?」を繰り返すことです。
当たり前の状態にも「なぜ?」と自問することです。
子どもはいつも「なぜ?」を探しています。
それが面白いと知っているんですね。
「なぜ?」を見つけることで、それが気になります。
気になってくると調べてみたくなります。
調べて知ると、楽しく感じます。
この繰り返しなんですね、学びは。
どんなことにも「なぜ?」を問いかけてみてください。
眠っていた「想像力」と「好奇心」が湧き上がってきますよ。
コメントをお書きください