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この世界の基本は物々交換

あなたは何かを手にいれるとき、何を使っていますか?

多くの人は「お金を使う」と思うかもしれませんね。

実際に僕もお金を使って、色々なものを手に入れています。

本・ノート・ペン・服・食べ物 などなど

 

これらはお金が無ければ、なかなか手に入りませんよね。

もしかしたら「お願い」することで貰えるかもしれません。

 

お金が大切なものであることは間違いないでしょう。

僕もそう思います。

ですがこの世界の原則は「物々交換」なんです。

 

 

そもそも「お金」って何?

 

まず「お金」の概念を知ることが大切です。

何も難しく考える必要はありません。

「お金」は「金券」なんですね。

それは何かというと、そこに書かれている額と同じ「金」と交換できる券です。

 

昔は「金」そのもので、様々なものと交換してきました。

ですが「金」を持ち運ぶのは大変です。重いしかさばるし。

そこで生まれたのが「お金」という考え方です。

 

もともとは金の預かり所が発行した「預かり証」が「お金」の始まりでした。

その「預かり証」を預かり所に持っていけば、誰でも預けていた「金」を受け取れます。

つまり「預かり証」に「金」と同等の価値をくっつけたんですね。

 

 

今はどうなってるの?

 

では現在はどうかというと、お金に書かれている額と同じ「金」は受け取れます。

ですが世界中の銀行の中に、発行額と同じだけの「金」は存在しません。

では一体、お金はどうやって増えているのか?

これこそが「物々交換」なんですね。

 

現在のお金は「価値」という物を交換することで生まれています。

つまり「金」ではなく、誰かが生み出した「価値」を「お金」としているんですね。

 

会社に勤めている方でしたら「労働」という価値を会社に提供することで

会社は給与という「お金」を提供しているのです。

あなたが提供できる「価値」の質を上げると、会社が提供する「お金」が増えます。

もしくは希少性のある「価値」を手にすることでも、増えます。

 

お金を稼ぐということは、誰かに「価値」を提供しているということなのです。

 

 

あなたが提供できる価値は何?

 

ではあなたが提供できる「価値」は何ですか?

もしかしたらそんな価値は持っていないと思っているかもしれませんね。

ですがそんな事はありません。

全ての人が持っている価値があります。

それは「時間」です。

 

自分の時間を誰かのために提供することで、お金を稼ぐことができます。

時給はまさに、時間の対価ですよね。

 

ここで考えて欲しいのです。

時給は純粋に「時間への対価」でしかありません。

そこに上乗せできる価値、つまり「付加価値」がありません。

 

 

付加価値を作り出そう

 

付加価値を作り出すことで、短時間でより多くのお金を手にすることができます。

さらに言うと手にするものは「お金」だけではありません。

「信用」「人脈」「立場」「情報」などなど。

自分の付加価値を積み上げることで、より多くの物を手に入れられるのです。

 

お金を稼ぐことについて、日本人はどこか後ろめたい気分になります。

「清貧」という言葉があるように、清く貧しくが人間性を高めるという考えがあります。

ですが「貧すれば鈍する」という言葉もあるように、貧しくなると人間性が下がるという考えもあります。

 

つまり意図的に「貧しくなる」必要性は無いんですね。

豊になっていいんです。

 

 

あなたはどんな付加価値を持っていますか?

それとも、身につけたいですか?

自分の心の声に耳を傾けて、自分の付加価値を探してくださいね!