ちょっと困ったことになりますよね。
突破口が見つけられなくなったり
他の見方が出来なくなってしまったり。
そんな状況になった時に使える対処法があります。
今日はその対処法について、シェアしますね。
原則に立ち返る
思考が袋小路に入った場合は
ある一つの方向で思考を進めていることがほとんどです。
つまり一元的な見方しか出来ていない状態なんですね。
迷路で例えると、スタート位置から間違った道を進んでいたということです。
迷路の場合だと、行き止まりになったときはすぐに引き返しますが
思考や議論の場合、なんとか突破できないかと
行き止まりに抜け穴が無いかを必死に探すようになりがちです。
でも行き止まりは行き止まりなんですね。
その先はもう無い場合もあります。
もちろん、抜け穴が見つかる場合もありますが可能性は低いですよね。
そんなときは、一度スタートに戻ることが効果的なんですね。
つまり「そもそも、これって」という思考をするんです。
原則に立ち返ると、思考をすすめる道が今の道だけではないことに気付きます。
そうやって別の道を改めて進み出せばいいんですね。
二度目は高速移動できる
実際の迷路の場合、別の道を進むには前と同じ速度でしか移動できません。
ですが思考の場合は、前よりも速いスピードで進むことが出来るんです。
それがなぜ可能になるかというと、一回目の道順の中で
思考に必要な付随情報がそれなりに発見されているからなんですね。
それとは別に、思考の範囲が限定されているというメリットもあります。
前回のルートを見る必要が無いので、必要なものを素早く発見することができるんですね。
このような理由から、思考がどんどん進んでいきます。
場合によっては、別の道に足を踏み入れた瞬間にゴールにたどり着くなんてこともあります。
この特徴を考慮すると、もう一つの重要なことが見えてきます。
ゴールを見つけても再考する
これは一度目の思考でゴールにたどり着いたとしても、
もう一度、別の道を検証する価値があると言えます。
一度目のルートでは時間が掛かったとしても、
二度目のルートでは同じ時間を必要としません。
であれば、再考に時間は掛からないので、より効率できに思考することができ、
一度目のルートよりもよいゴールを発見できるかもしれないのです。
さらに良いゴールを短時間で発見できる可能性があるなら
再考をしない手はないですよね。
ゴールを発見することは、さらに良いゴールを見つけるためのスタートです。
そこで終わらずに、再考してみる。
それだけで、可能性が開かれていくんですね。
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