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理解出来ない行動をする人について

 

どうしてあんな事をするのだろう?

どうしてあんな事を言うのだろう?

そう思うことってありませんか?

 

例えば

仕事でミスをした人にさらにダメ出しする

ここだけの話をすぐに他の人に話す

 

こんなことをしている人を見たことありますよね。

例えばとして書きましたが、これは僕の実体験でもあります。

人はどうしてこんな行動をしてしまうのか。

そのカラクリをご紹介します。

 

 

人の行動には肯定的な意図がある

 

「盗人にも三分の理」という言葉があります。

人の物を盗むことは悪いことですが、盗んだ本人には

盗むに至る正当な理由が存在しているんです。

その理由は他人からみると、自己中心的に見えますが

盗人本人からすると、仕方が無いという感覚なんです。

 

つまり他人からみてとんでもない事をしてるように見えても

自分としては、その行為に正当な理由があるということです。

 

仕事でミスをした人にさらにダメだしする人は過去に

誰かからそうされたことで、仕事に対する深い気付きがあったかもしれません。

その気付きによって、自分が成長した実感を持っていたら

その人にとって、ダメ出しは成長の機会になるわけです。

 

内緒にすべきここだけの話を人に話す人は、周囲が知らない情報を開示することで

情報通という優越感に浸れるのかもしれません。

その優越感がその人にとって、何物にも代えがたい快楽であれば

ここだけの話をどんどん吐き出すようになるわけです。

 

 

自分では気付かない

 

そしてこの事については、僕もそうですが

自分ではなかなか気付けません。

だからこそ自分の行動を相手の立場に立って、振り返る必要があるんですね。

 

あの時、あの人に、あんな事をして、あの人はどんな気持ちになったのか。

それを振り返るだけで、自分の行動を変えていくことができます。

この時に注意して欲しいのは、自分を否定しないということです。

 

「あんな事をした自分はダメな人間だ」

そう思ってしまうと、次の行動が鈍ってしまいます。

そのように自分を否定するのではなく

「次はもっといい対応をしよう」

といったように、前向きに次を考えるんですね。

 

そうすることで、同じような状況になったとき

適切な対応をすることが出来るようになります。

 

 

理解出来ない行動を目にしたり、受けたとしても

どんな考えでそれをしたのか。

 

それを分析することで、面白いものが見えてくるようになりますよ。