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相手を説得するための方法⑫ 対抗意識を刺激しよう

 

【相手を説得するための方法シリーズ】の第12週目。

いよいよ最後の週となりました。

最後のテーマは『対抗意識を刺激しよう』です。

 

人は本能的に優れた存在になりたいと思っています。

そのような気持ちに働きかけることで、

こちらの提案を聞き入れてくれる可能性が高まります。

 

 

対抗意識を育てよう

 

まずは相手のなかにある対抗意識を育てる必要があります。

育て方はとっても簡単。

相手の話しをしっかりと聞いて、現状にある不満を見つけます。

あとはその不満を持ち続けることで、他の人からどう思われるのか

そんな自分のままで本当に良いのか

いま自分を見下している人を見返すことができれば

どんな気持ちになるのか。

 

つまり今のままでは面白くないということを

しっかりと自覚してもらうのです。

満たされていない現実に目を向けてもらうことで

現状に対する、対抗意識が育っていきます。

 

 

その人が立ちたい表彰台を見つけよう

 

相手の人が、どんな表彰台に立ちたいのかを明確にします。

町内会の運動会なのか、オリンピックなのか。

そのレベル感を明確にする必要があります。

これは相手に到達点を明確にイメージしてもらうことで

モチベーションを高めることができるのです。

 

気持ちがでてくれば、そこに立ちたいという気持ちも高まります。

あとはそこに立つために、自分の提案を話せばいいだけです。

すでに相手は表彰台に立ちたいと思っているので

こちらの提案をしっかりと聞いてくれるようになります。

 

表彰台に立ったときを想像させよう

 

提案を話し終えた後は、表彰台に立ったときの感じを

ありありと想像してもらいましょう

 

あなたはどんな気分になっていますか?

周りの人はどんな表情をしていますか?

あなたはどんな相手と話していますか?

あなたは何を手に入れていますか?

 

このような質問を投げかけることで、表彰台の上の気分を

しっかりと堪能することができるようになります。

 

そのときの気分が良いものであれば

こちらの提案を受けても損どころか

より良い未来が待っていると思えるようになっています。

 

あとは「いかがですか?」と聞くだけ。

説得は完了です。

 

 

12週間をかけて、説得するための方法をお伝えしてきました。

この方法を使うことできっと、説得がますます簡単になるでしょう。

ぜひ活用してみてくださいね^^