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意識的な楽観主義になろう

 

何かネガティブなことが起きると

そのことばかりに意識が向いてしまいますよね。

気になり始めたら、そこから抜け出すこともできません。

ずっと、そのことについて考えてしまいます。

 

あなたも、そんな経験はありませんか?

そして、とっても疲れてしまいませんか?

 

それを予防するためにも、楽観的になることが大切なんです。

今回は心を軽やかにする楽観主義についてお伝えしますね。

 

 

 

どうしてネガティブに目が行くのか?

 

一日を振り返ったとき、すぐに思い出すのは

「良いこと」よりも「嫌なこと」ではないですか?

これには理由があって、すべては脳の仕業なんです。

 

あなたも僕も、この瞬間は生きています。

生きるためには、あらゆる危機を回避する必要があるんですね。

危機に近づいてしまうと、なにかしらの被害が発生する可能性が高まります。

それでは安全に暮らすなんてできませんよね。

 

ネガティブな事にばかり意識が向かうのは、これが原因なんです。

つまり危機を回避するために、脳はネガティブなものに敏感になるよう

最初から設計されているんですね。

 

安全に生きるために

ネガティブ思考が基本モードになっているのです。

 

 

クセは繰り返しおこなったもの

 

ネガティブ思考が基本モードということは

その考え方がクセのようになっているんです。

そのために、いつもネガティブな物の見方をしてしまうんですね。

 

でも安心してください。

ポジティブな面を見るように意識するだけで

誰にでも、ポジティブな事を発見することができます。

 

ネガティブな考え方をしそうになったとき

意識的に楽観的に見るように「思う」だけでいいんです。

それだけでなんとなく、楽観的に物事をみられるようになります。

 

いままでの物の見方と真逆ですから、意識しないと実行できません。

でもそれを繰り返すことで、少しずつポジティブなアンテナが

敏感になっていって、ネガティブ思考から抜け出しやすくなります。

 

 

どうして意識するだけでいいのか?

 

意識せずに過ごしていると、人は無意識で様々な判断をおこないます。

判断に使われているプログラムは、それまでの経験で培ってきた

あなた独自の常識・価値観によって作られているんですね。

 

でもここで意識的に別の考え方をすることで

一時的に常識・価値観の影響を抑えることができるのです。

 

楽観的になるように意識するだけで、脳のモードは切り替わります。

もちろん、いきなり100%の楽観主義になることはできないでしょう。

たとえ10%でも、楽観的になることができればその分だけ楽になれます。

 

あとは練習あるのみです。

これまで使っていない思考回路を使うわけですから

情報伝達の道が狭い状態なんですね。

でも練習することで道は拡張されて、楽観的になれる割合が増えていきます。

 

悲観的になると緊張状態になり「逃走or闘争」の考えが強くなります。

柔軟な思考ができなくなってしまうんですね。

でも楽観的であれば緊張も高くないため、様々な選択肢を見つけることができます。

 

ピンチのときほど、意識的な楽観主義になり

切り抜ける道を見つけやすい脳の状態にすることが、大切なんですね。