責任と聞くと、なんだか荷が重いように感じますよね。
でも自ら責任を負うことで、様々なものを得ることができます。
「責任は私が取ります」
こう言ってくれるような人がいたら、どんな感じがしますか?
これとは逆に
「私に責任はありません」
だったら、どう感じますか?
今回は責任について、お話したいと思います。
責任の正体
「責任は私が取ります」
この言葉をきくと、安心できるのではないでしょうか。
でもどうして、安心できるのでしょう?
この疑問を解くには、責任の正体を知ることが大切ですよね。
結論から言いますと、責任とは「立ち向かう覚悟」です。
何かが起きても、自分が先頭に立って立ち向かうことなんですね。
つまりこの言葉を聞くことで
自分が矢面に立つ必要がなくなるので、安心感が生まれるのです。
安心の力
あらゆる生命は「安心」を常に求めています。
言葉を返すと、この世界に安心はあまり転がっていないんですね。
とくに自然界は、食うか食われるかの世界です。
少しでも気を抜くと、自分がエサになってしまいます。
人間界の場合はそこまで苛烈ではありませんが
矢面に立つことで、不利益を被ることは予想されます。
安心を手に入れることは、とても難しのです。
誰かが「責任は私が取ります」と発言することで
被害を受ける人間が限定されるわけです。
つまり、それ以外の人は安心を得ることができるのです。
責任を取る
責任を取るということは、相手に安心を与えることになります。
人は安心を与えてくれる人を頼もしいと感じます。
それは好感にもつながります。
責任を取ることで、ある集団の中で力を持つことができるのですね。
もちろん責任を取ることは怖いかもしれません。
ですがそれに見合う大きなリターンがあるんですね。
ただし、利用されていないかどうかの確認はしてください。
あなたをスケープゴートにして、美味しい所だけを持っていこうと
よからぬ企みをしている人間も存在します。
その恐れがある場合は、責任の範囲を限定してください。
そうすることで自分を守ることもできるのです。
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