当たり前のようにコミュニケーションをしていますが
実はコミュニケーションはとっても難しいものなんです。
というのも、自分が感じているものを100%正確に
相手に伝えることって実は不可能なんですね。
あなたが机の角に足の小指をぶつけたとしても
痛いことは理解できますが、どれくらい痛いかを
正確に一致させることはできません。
当たり前にやっているコミュニケーションだからこそ
気をつけるポイントがあるんですね。
今回はそのポイントをシェアしていきます。
争いはコミュニケーションから生まれる
いきなり「え?どういうこと?」と思うかもしれませんね(笑)
でもこれは、本当のことなんです。
例えばですが、あなたが東京に住んでいたとします。
そこで沖縄に住んでいる人が、大声であなたの悪口を言っても
絶対に聞こえないですよね。
聞こえない悪口なんて、存在していないのと同じです。
つまり相手と意思疎通が一切なければ、そこに争いは生まれないのです。
そもそも意思疎通していないので、相手の存在すらわかりません。
存在しない相手と争うことほど、無意味・無価値なことはないですよね。
でも、意思疎通があることで、ひょんなことから対立関係になってしまうこともありますよね。
コミュニケーションとは、自分と相手とに関わり合いが生まれることです。
関わり合いの方法が言葉なのか、文章なのか、行動なのか、手段は問いません。
何かしらの関わりがあるからこそ、対立も生まれるのです。
ミスコミュニケーションをなくすために
ここでは結論を言っちゃいます。
「相手のせいにしないこと」
これが最大のポイントです。
相手にいくら説明をしても分かってくれないときがあります。
そんなときは相手が頑固だからと、相手のせいにするのではなく
「自分の説明の仕方が悪いんだ」と思うことで、わかってくれる方法を探すようになります。
また相手の話しがよく分からないときも、相手の説明が悪いのではなく
「自分の聞き方が悪いんだ」と思うことで、自分が分かるための質問を思いつくことができます。
ミスコミュニケーションは自分の中で起きていると考えることが、もっとも簡単な解決策なんですね。
ときには離れることも最善策
じゃあ相手が分かるために、そして自分がわかるために、徹底的に向き合う必要があるのか?
その答えは「ケースバイケース」です。
向き合わなければならないときもあるでしょうし、距離を置くほうがよい場合もあります。
離婚問題などで別居期間が設けられるのは、お互いに冷静に考える時間をつくることでもあるんですね。
一緒にいることで感情的になり、冷静な判断ができなくなってしまうかもしれません。
そうならないために離れることは、悪いことでは無いんですね。
責任を持とう
コミュニケーションの方法なんて星の数ほどあります。
でもその中で持っておきたいことは
「全ての発信には責任がある」
ということです。
人のせいにせず、自分に責任があると思うことで
どんな言葉を使えばいいのか、どのように伝えればいいのか、より良い選択ができるようになります。
責任を持つことが、コミュニケーションの原則なんですね。
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