チームパフォーマンスを上げることは
仕事の効率をあげるためにも大切なことですよね。
マネジャーの方は、管理をすると考えがちですが
実はチームパフォーマンスを上げるには
管理よりも場の雰囲気が重要な指標になります。
どのような場作りが大切なのかを紹介しますね。
絶対に外せない原則
あなたは「心理的安全性」という言葉を聞いたことがありますか?
これはその場において、不要なプレッシャーの有無状況のことです。
不要なプレッシャーの種類は
・バカにされるかもしれない
・恥をかくかもしれない
・否定されるかもしれない
・評価に悪影響がでるかもしれない
・不遇な立場に追いやられるかもしれない
このように、自分の存在や待遇に不利益がでることの恐れです。
このような不要なプレッシャーがあると
・成功するかわからないことへの挑戦
・上司が聞きたくない情報の隠匿
・自己保全のための行動
を促進させ、建設的な意見が隠れてしまいます。
「心理的安全性」を高めることが重要な要素となります。
心理的安全性を下げる要因
ちょっとだけ想像してみてください。
職場で言いたいことがあっても、言えないことがあると思います。
どうしてあなたは、言いたいことを言わなかったのでしょう?
色々な理由があると思います。
いまあなたの頭の中に浮かんだ理由の全てが
心理的安全性を下げる要因となります。
具体的には
・アイデアを出しても上司がバカにしたように否定する
・上司がすぐに感情的になる
・露骨なえこひいきが存在する
・高すぎる目標と厳しい処罰がある
・同僚の陰口が蔓延している
このようなものが職場にあると、心理的安全性が脅かされます。
常にプレッシャーがあり、できるだけ目立たないようにしようとします。
心理的安全性を上げる要因
では心理的安全性をあげるためには何が必要なのか。
答えは簡単ですよね。
さっき紹介したものを全て撤廃することです。
どんなアイデアでも気持ちよく受け入れ
(採用可否は別問題です)
上司が感情的にならず安定していて
評価基準が明確で
高い目標はあるもののペナルティは少なく報償が大きい
陰口はなく、達成に協力的
であれば、不要なプレッシャーもなく
のびのびと自分のパフォーマンスを出すことができますよね。
リソースを集中できるようになる
心理的安全性が満たされていると、不要な警戒が消えます。
ということは、警戒のために使われていた集中力を
目の前の仕事に全て向けることができるようになります。
仕事のパフォーマンスは、集中力と比例するので
単純に集中力を高めることができれば、効率は上がるんですね。
とても単純なことですが、これが真実です。
でもこの単純なことが出来ていない組織がほとんどです。
なぜ心理的安全性が脅かされる組織が量産されてしまったのでしょうか?
プレッシャーのある組織が多い理由
組織が作られるにはそれなりの時間が必要になります。
そして組織を作るのに参考にするのが、前例となります。
前例を参考にすることに罠が潜んでいるんですね。
前例ですから、過去の事例をみることになります。
過去の成功事例なので、必然的に前時代の組織が対象となります。
前時代は景気が良い時代でしたので
「やればやるだけ成果がでる」
時代でした。
工夫よりも気合いで手を動かす。
これだけでなんとかなっていたのですね。
創造的な仕事ではなく、手を動かす仕事の場合
アメとムチの戦略は大きな成果を生み出します。
とくにムチを強くすればするほど、効果は大きくなります。
そのため、プレッシャーを大きくしたほうが良い
という盲目的な信仰が受け継がれてしまっているのです。
もう時代は変わりました。
手を動かす仕事は、機械が担ってくれています。
人は頭脳を駆使した仕事に向き合う時代です。
脳を活性化させるためには、不安を取り除く必要があります。
心理的安全性が保たれてはじめて、脳のパフォーマンスをを引き出せるのです。
なれ合う必要はありませんが、不要なプレッシャーは無価値なのです。
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