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怒った相手にしちゃいけないこと

 

日常生活のなかで相手が怒り出すことってありますよね。

そんなとき、絶対にしちゃいけないことがあります。

もしもそれをしてしまったなら、怒りに油を注いで

とんでもないことになってしまいます。

 

最悪の場合、殴られたり刺されたりと

大きな被害を受けてしまうかもしれません。

それくらいやっちゃダメなことなので、注意してくださいね。

 

でもこれに気をつけていれば被害も抑えられるので

ぜひ覚えておいてください。

 

 

やっちゃダメなこと

 

さっそくですがやっちゃダメなことをお伝えします。

それは

 

『相手と同じように怒ること』

 

これは絶対にやらないで欲しいんですね。

というのも怒っている状態って、別の表現をすると

『感情的に持論を相手に投げつけている状態』

です。

この『持論』の部分がくせ者で、怒っている人にしてみれば

『正しいこと』を激しくぶつけているんですね。

 

ここで自分も相手と同じように怒るということは

自分の『正しいこと』を感情的に相手に返すことと同じです。

 

お互いに

『自分が正しく、相手が間違っている』

と思っているわけです。

つまり、互いの正義の戦いになるわけですね。

 

こうなってしまっては永遠に平行線です。

しかも感情的になっているので、譲ることもありません。

不毛な戦いでしかなくなってしまうんですね。

 

 

対処法

 

相手が怒り出した場合、どうすれば良いかですが

相手のエネルギーを受け流して欲しいのです。

具体的に言うと、静かな口調で冷静に対応して下さい。

もしも相手の怒りでこちらも怒りが生まれだしたときは

怒りにまかせた反論をするのではなく、7秒数えて下さい。

 

怒りは長続きしない感情なので、数秒で落ち着きます。

でも怒りに火がついてしまうと、火が燃え続けるので

なかなか怒りを沈静化することができなくなります。

ガソリンが次から次へと湧いてくるので、ずっと燃え続けるんですね。

 

もう一つは可能であれば、その場から離れて下さい。

怒りの対象が目の前にいると、ガソリンが湧き続けてしまいます。

でも対象がいなくなると、ガソリンがピタリと止まるんですね。

物理的に距離を置くことで、自分も不快な思いをせずに済みますし

相手の怒りも沈静化させることができます。

 

 

間を大切にする

 

怒りのきっかけは、点火プラグの小さな火花でしかありません。

その火花を引火させないためには、間を作ることで対処することができます。

必要な間も10秒以下ですから、10秒だけ自分を律する意識を持つだけでいいんですね。

 

怒りは無謀に始まり後悔に終わると言われています。

後先考えずに怒ってしまうと、結果的に自分で自分を破滅させます。

未来の自分を守るためにも、怒りに飲まれないようにする必要があるんですね。

 

名著『7つの習慣』には

『刺激と反応の間にはスペースがある』

と書かれています。

 

まさに『間』ですよね。

 

怒りたくなるような事が起きても、怒るかどうかは自由に選択できるのです。

未来の自分を守るなら、感情的に怒るより

冷静に対応したほうが間違いなく有利になります。

 

冷静な頭で、合法的な仕返しを考えればいいだけです。

結果的にそちらのほうが相手に与えるダメージが大きくなりますよ()