僕自身もそうですが、最近「コーチング」を学ぶ人が多くなっています。
この技術を身につけると、人に良い影響を与えることができます。
とくに部下を持っている方などには、必要なスキルじゃないかと思います。
今回はコーチになるために、絶対に外せないポイントを紹介しますね。
ぶっちゃけ、これだけ持っていたらコーチになれます。
逆に言うと、絶対に外せないものでもあります。
今回はその中でも特に重要な2つのことをお伝えします。
利他的である
コーチは自分の都合のいいように、相手に接することはあってはいけません。
それは相手のためでなく、自分のためになっているんですね。
コーチングは、相手にとってより良い状態・方向へと背中を押すことが役目です。
ここを見失ってしまうと、相手にとって不利益でしかありません。
コーチは言葉の力によって、相手の心に火を灯します。
その火が放つエネルギーはとても強く
自分でも驚くほどの行動力が生まれてしまいます。
その行動の全てが、相手の成長でなければ意味が無いのです。
部下を成長させることで、自分の評価があがるという理由で
コーチング的な関わりをしてはいけないということです。
もしそのような意図を持って接した場合
部下が大きな成果を出し始めたとたん
自分が追い越されるかもしれないと恐怖心をいだき
部下の足を引っ張るようになってしまいます。
部下が自分を追い越してもいいんです。
相手をとことん成長させることができれば、嬉しいじゃないですか。
そう思えることができないなら、コーチとして成長を手助けすることは難しいでしょう。
満たされている
コーチは相手に、様々なものを与えます。
なかでも最も大きいものは、前向きな雰囲気です。
もしもあなたの相談に乗ってくれたひとが
肩を落とし、ため息をつき、気だるそうな雰囲気だったらどうですか?
相談したことを後悔するかもしれませんよね。
コーチになるためには、相手よりも心の状態をプラスにする必要があります。
そうしなければ、相手のエネルギーを吸い取ることになるんですね。
与えるどころか、奪う人になってしまいます。
つまり自分の機嫌を自分でとることが必須になります。
相手と向き合っている瞬間だけ、満たされているフリをしても効果はありません。
潜在意識で満たされていない自分がいるため、どうしてもそれがにじみ出てしまいます。
相手はそれを敏感にキャッチするので、効果も半減してしまいます。
それどころか不信感を与えることになり、逆効果にもなってしまうんですね。
コーチングは難しくない
この2つのことをクリアすれば、細かい技術はどうとでもなります。
自然とコーチング的な向き合い方ができるようになります。
利他的であるからこそ、相手に寄り添うことができます。
そうすれば相手を責めることなんかしません。
否定することもしません。
自分が満たされているからこそ、相手を勇気づけることができます。
全力で向き合えるようになります。
寄り添い勇気づける。
これをしてくれる人がそばにいるだけで、人は自分で進んでいけるようになります。
もともと自分で進む力を持っているんですね。
でもそれをうまく引き出せていないだけなんです。
引き出すためには、呼び水が必要です。
その呼び水こそが、すでに進む力を発揮できている人とのふれあいなんですね。
以上がプロコーチになるための秘訣です。
自分の「在り方」だけのことなので、どの瞬間からでも
プロコーチになることができるんですね。
もちろん心理的な知識を持って関わったほうが、効率的です。
それは間違いありません。
ですが効率的であることと、効果的であることは違いますよね。
効果的であるために必要なのが、今回お伝えしたことになります。
あなたもぜひ、プロコーチになって周囲の人の背中を押してあげてくださいね!
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