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人生の意味を見つけよう

 

今回はあなたに

「人生の意味」を考える時間を作って欲しいと思っています。

これから5組の言葉をお伝えしますので

その言葉のどちらがより「好ましい」かをあなたなりに考えてみてくださいね。

 

「利用される人」OR「必要とされる人」

「気に入られる人」OR「好かれる人」

「楽しい時をすごしたい」OR「楽しく時をすごしたい」

「好かれる人になる」OR「好かれる人になる」

「幸せになる」OR「幸せを見つける」

 

さて、これらの言葉をみて何を感じたでしょうか?

僕なりの答えを紹介しますね。

 

 

「利用される人」OR「必要とされる人」

 

これはどちらも、誰かを手伝っている状況ですよね。

同じ見え方になるわけですが、その中身は全く違います。

 

前者は相手にとって都合の良いように使われていますが、後者は自分の力を誰かに分け与えています。

つまり「利用される人」は相手に奪われてしまい、「必要とされる人」は相手に与えることができるのです。

コトが終わったあと、どちらが充実できるかは一目瞭然ですよね。

 

「必要とされる人」になれば、あなたの周りにはあなたを慕う人でいっぱいになりますよ。

 

 

「気に入られる人」OR「好かれる人」

 

これはどちらも、相手が好印象を持っている状態ですよね。

とは言え、この二つには大きな違いがあります。

 

前者は「条件付き」になるんですね。

相手にとってなにかしらのメリットがあるから、あなたのことを気に入っているだけです。

つまりそのメリットが消えてしまえば、相手はあなたのことを見捨ててしまいます。

後者は条件などなく、あなたそのものを好きになっている状態です。

つまりあなたの「存在そのもの」が、相手にとって心地よいものなんですね。

 

この2つの違いも、先ほどと同じです。

前者はあなたの「何か」を奪われている状態で、後者はあなたが「何か」を与えている状態です。

これもどちらが良いかは、一目瞭然ですよね。

 

 

「楽しい時をすごしたい」OR「楽しく時をすごしたい」

 

どちらも、求めるものは同じですよね。

自分が楽しく思えるようなひとときを過ごすことに変わりはありません。

ですがこの2つにも、大きな違いがあります。

 

前者は、自分の外側に楽しいことが無いと、楽しい時を過ごすことができません。

つまり「楽しい何か」が起きないと、楽しめないのです。

後者は、自分の思い一つでいくらでも楽しくなることができるんですね。

面倒な掃除をしていたとしても「部屋がどんどんキレイになってる!」と、楽しさを見つけることで面倒な掃除が「楽しい時間」に変化するのです。

 

あなたの今その瞬間が楽しい時間かどうかは、あなたの思い一つでどんな色にも変えることができるのです。

 

 

「好かれることをする」OR「好かれる人になる」

 

どちらも相手から好かれるという、同じ結果になりますよね。

でもその過程が全く違ってきます。

 

前者は、相手の顔色をうかがいながら、自分を殺して相手に合わせます。

少しキツい表現をすると、相手に媚びへつらっている状態です。

そうなると潜在的に、あなたと相手に上下関係が生まれてしまいます。

後者は、あなたは誰に媚びることもなく、あなたらしく振る舞っているだけです。

あなたの素を周りの人が好きになっている状態です。

相手の顔色をうかがう必要もなく、自然体で過ごすことができている状態です。

 

人に左右されず、自分らしくあること。

これほど人生を充実することはありませんよね。

 

 

「幸せになる」OR「幸せを見つける」

 

どちらも「幸せを感じる」ことに変わりはありません。

ですがこれも、大きな違いがあるんですね。

 

例えば、宝くじで3億円が当たったら、とりあえず幸せにはなれますよね。

これまで欲しかったものを買えますし、旅行にだって行き放題です。

しばらく悠々自適な生活を送って、そのお金を全部使い切ったらどうなりますか?

幸せな時間は終わりを告げますよね。

 

実は幸せは「なる」ものでは無いんです。

幸せな状態は存在しないんですね。

 

3億円が当たった「瞬間」は幸せです。

それを使って楽しい時間を過ごした「瞬間」は幸せです。

お金が減っていく様子を見るのは「不安」です。

 

おかしいですよね。

宝くじが当たって幸せになったのに、宝くじが当たったことで不安も生まれました。

つまり「常に幸せな状態」なんてものは、あり得ないということなのです。

 

実は幸せは「なる」ものではなくて、「感じる」ものなんですね。

そして大切なのは、大きな幸せを人生で1回手に入れるよりも、小さな幸せが人生の中に無数にあったほうが、人生の満足度が大きくなるのです。

 

幸せになることだけを考えると、今この瞬間は不幸せだと自分で認めることになります。

そんな人生なんて、面白くもなんともないですよね。

でも幸せを見つけることができれば、どの瞬間であっても幸せを感じることができるようになるのです。

 

道ばたに咲いている花をみて「美しい」と感動すれば、幸せを感じます。

定食屋さんで「美味しいな」と思った瞬間に、幸せを感じます。

太陽の光を浴びて「気持ちいいな」と思った瞬間に、幸せを感じます。

誰かの手助けに「有り難いな」と思った瞬間に、幸せを感じます。

 

日常生活のどこにでも「幸せの種」が落ちているんですね。

それを見つけていないだけなんです。

それってとってももったいないですよね。

 

幸せを見つける感度があがれば、どんどん幸せになれます。

 

 

さて、5つの言葉を見ていただきました。

あなたはなにを感じたでしょうか。

感想などいただけると嬉しいです^^