何かを成し遂げようとおもうなら
行動を起こさない限り成し遂げることはできませんよね。
例えば、資格を取得しようと思えば
資格試験に挑まなければ取得することはできません。
気になる人と付き合いたいのなら
告白しないと付き合うことはできません。
でも、なかなか行動することが出来ない場合があります。
どうして行動できないのか?
「行動力が無い」という一言で済ませば簡単ですが
実はそれだけが原因ではなさそうです。
行動すると何が起きるか?
行動を起こすと絶対についてくるものがあります。
それは「結果」です。
ビールが美味しいからといって、何杯も飲んでしまったら
ベロベロに酔っ払ってしまうという「結果」がついてきます。
面白いからといってネット動画を見て夜更かししてしまうと
翌日は寝不足で頭が働かないという「結果」がついてきます。
このように何かしらの行動をすると
かならず結果がついてくるわけです。
その結果は自分にとって望ましいものばかりではありません。
欲しくない結果が付いてくることもあるのです。
結果は受け取るしかできない
出てきた結果を
「あ、それは欲しくないので、いらないです」
といって、捨てることはできません。
結果を配っている神様は、あなたの手に結果をねじ込んできます。
受け取り拒否をしてもお構いなしです。
いつの間にか結果が自分の手のなかに入ってしまいます。
仕方が無いので手の中にある結果を、うす目でそっと確認するわけです。
良さそうな結果なら安心して見ることができるのですが
悪そうな結果だった場合、見るのが怖いんですよ。
何が飛び出してくるのかわからないわけですから。
手のなかにはあるのですが、見なかったことにする場合もあります。
でも相変わらず手の中にあるので、気持ち悪さはずっと残ってしまいます。
結果は一切、忖度しない
結果は無慈悲なものです。
こちらの気持ちを一切忖度せずに、どストレートに飛んできます。
良い結果であっても、悪い結果であっても
一切の躊躇もなく、届けられるわけです。
例えば意中の人に告白を決意したとします。
でも成功する確率は半々だったとします。
告白は一度失敗してしまったら、取り返しが付きません。
もとの「仲の良い友達」には戻れません。
となったとき、人は結果を出して絶望をするよりも
可能性を保ったままの状態のほうが、未来が明るいじゃないかと判断し
結果が出てしまう行動をしない選択をしてしまうのです。
つまり、なかなか行動できない理由は
行動力が無いという理由よりも
行動したことで出てくる結果を見たくない。
結果をみてしまったら、いまの自分の価値と向き合うしかなくなる。
それが怖いので、未来に希望を残すために行動しない選択をしてしまうのです。
その気持ちはとってもわかります。
行動しなければ、可能性が消えることは無いですからね。
とはいえ行動しなければ、何かを手に入れることができないのも事実です。
できることは成功の確率を高める準備くらいです。
ということで、普段の行いがとっても大切になってくるんですね。
でも100%成功できると確信を得るまで準備しても意味がありません。
この世界に絶対は無いので、ある程度の準備が終わったら
さっさと行動したほうが得策です。
意中の人の告白を成功させるために、時間をかけて自分を磨いても
その間に別の人に取られてしまった、なんてことになるかもしれません。
そうなってしまったなら、可能性は限りなくゼロです。
だとしたら、さっさと行動したほうがお得だと思いませんか?
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