勉強って面白いですか?
僕は学生のとき、勉強が面倒で面倒で仕方がありませんでした。
テストで赤点をとってしまうと留年してしまいます。
それが嫌で勉強していただけでした。
なのですが大人になったいま
勉強が楽しくて仕方がないんですね。
大学院に通っている友人もいます。
学生時代は勉強が面倒でしかたなかったのに
大人になると勉強が楽しく感じることがあります。
どうして感じ方が変わるのか、そのメカニズムを考えてみました。
勉強を楽しくさせるものとは?
はじめに結論を発表しちゃいますね。
勉強を楽しくさせるのは
「アウトプットがあるから」
なんです。
友人も僕そうなのですが、楽しく感じる勉強って、学んだことを役立てることが出来ているからなんですよね。
つまり学んだことを「アウトプット」する環境があるので、もっと色々なことを学びたいと思えるようになっているのです。
学んだことを利用することでその効果を実感できれば、もっと勉強すればもっと役立つんじゃないか、もっと効果的に仕事ができるんじゃないかと思うようになるのです。
つまり勉強をすることで良い未来がくると信じられていると、勉強が楽しくてしかたなくなってしまうのです。
人は「自分は役立っている」と実感できたとき、生き甲斐を感じられます。
生き甲斐は心の栄養ですから、やっぱり嬉しいんですね。
しかもそれが、学んだことを使って成果がでれば、なおさら楽しくなってしまいます。
ではなぜ、学生時代は勉強が面白くなかったのでしょうか?
もうお気づきですよね。
勉強が面白くない理由
学生時代はアウトプットの機会が圧倒的に少ないんです。
学んだことを役立てる機会は、ほとんどありません。
他の人に教えるくらいしか、役立っている実感を持てないんですね。
定期的にテストがありますが、あれは知識量の計測でしかありません。
誰かのためになっていると実感できるものではないんですね。
子どもであっても貢献意欲は持っています。
親の手伝いをして感謝されると、とても誇らしい気持ちになります。
でも親の手伝いに学校で学んだことは使えません。
使い勝手の悪いことしか勉強しないので、面白みを感じられなくなってしまうんですね。
ゲームの攻略なんかの場合、子どもはとんでもない集中力を発揮して勉強します。
ゲームをうまくプレイすることができますし、対戦で勝つことができます。
もしくは、チームプレイで頼りにされる存在にもなれます。
頼られることは、役立っていることと同じですから、どんどんのめり込んでしまうんですね。
勉強を面白くさせる秘訣
学んだことが実生活のなかで役立つという実感を持つこと。
これが勉強を楽しくする秘訣です。
大人の場合、仕事があるのでそこで活かせることができれば、勉強は楽しくなります。
成果がでて評価も上がれば給与に好影響がでますよね。
それだけでなく、部署のみんなから「頼りになる」なんて言われたら最高な気分になります。
学校の勉強でも、役だったという実感を持てる何かが必要なんですね。
これを作り出すことができれば、どんな年齢でも勉強に楽しく取り組めるようになります。
勉強を「義務」にすると、とたんに面白くなくなります。
義務は人から強制された役割でしかありません。
人は人から強制されたことをやるのが大嫌いです。
なので個人的には「義務教育」というネーミングもどうかなと感じてしまいます。
もっと良いネーミングがあってもいいと思うんですよね。
勉強が楽しく感じるような、ネーミング。
誰か考えてくれないかな~。
そうなれば、勉強好きな子どもたちであふれかえるとおもうんですけどね(笑)
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