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人の不幸を喜ぶのは男女のどっち?

 

今回は男女で違いのある、心理的な特徴について紹介します。

紹介するテーマは

「人の不幸を喜ぶのはとっち?」

です。

 

さー、男性と女性のどちらがどうなのか?

気になるかたは、このまま読み進めてくださいね!

単純にどっちかの発表だけでなく

この気持ちが生まれる条件なんかも紹介しますね!

 

 

人の不幸を喜ぶのはどっち?

 

まず最初のテーマ

人の不幸を喜ぶのは、男女でどちらのほうがより強い反応を示すでしょうか?

と、その前に、どうして人の不幸を喜んでしまうのか。

そのメカニズムからお伝えしますね。

 

まずベースとして「常に人の不幸を待ち望んでいる人」はあまりいません。

この気持ちを常に持っている人がいたとしたら、相当ヤバイです。

つまりこの気持ちはいつも「持っている」というよりも

ついつい「持ってしまう」ものなんですね。

突発的な事故のようなものです。

普段は影を潜めているのですが、ほんのちょっとしたことで持ってしまうんです。

 

この気持ちを持ってしまう3つの条件を紹介しますね。

 

 

①人が不幸な目にあった責任が、その人の自身にあると感じたとき

 

このような場合において「いい気味だ」と感じるようになってしまいます。

例えば、浮気をした夫が奥さんから離婚もされ慰謝料を取られたとなったなら

「そりゃそうだろ」

ってなりますよね。

いわゆる「メシウマ」状態です。

 

 

②不幸の度合いがそれほど深刻でないとき

 

先の例では、離婚と慰謝料レベルなので「いい気味」と思えます。

もしこれが、逆上した奥さんが鈍器で殴りつけ、半身麻痺の重い障害を持ってしまったならどうでしょう。

さすがに「いい気味だ」とは思えませんよね。

「いや~、確かに浮気したのは悪いけど、なにもそこまでやる必要は、、、」

ってなりませんか?

 

 

③ターゲットとなる人物の社会的地位が高いとき

 

友人の知り合いの友達の弟が浮気をして、奥さんから離婚と慰謝料を叩きつけられたとしても「ふーん」で終わります。

でもこれが「人気俳優の○○さんが不倫!」みたいになると、一斉に袋だたきが始まりますよね。

そして全く関係ないのに「いい気味だ」となりやすくなってしまいます。

 

 

このようなメカニズムで「他人の不幸は蜜の味」な気持ちが生まれるわけですが、では男性と女性のどちらがより強くこの気持ちをもつのでしょうか?

 

 

では、どっち?

 

では、正解の発表です。

 

正解は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男性

 

でした。

 

一般的には男性より女性のほうが「嫉妬深い」と言われていますが、人の不幸を喜ぶのは男性のほうが強いんですね。

というのも、人の不幸を喜ぶというのは「相手への攻撃」なんです。

相手を「あざ笑う」という攻撃によって、人の不幸を喜んでいるんですね。

他者への攻撃欲は、女性よりもはるかに男性の方が強いと研究でも明らかになっています。

そのため、人の不幸を喜びやすいのが男性になるわけです。

 

ではどうして女性は人の不幸をそこまで喜ばないのでしょうか?

それは、女性は男性よりも、人に対しての同情心が強い傾向にあるからなんですね。

何か不幸なことが相手に起きたとき、女性は喜ぶより先に「同情」するんです。

そのため不幸を喜ぶという気持ちが生じるのを抑制しているんですね。

 

 

もちろんこれは、あくまでも一般的な傾向についてのお話です。

全ての男性が不幸を喜んでいるわけでもないし、全ての女性が同情するわけでもありません。

ただ傾向としてそのようなものがありますよ、というお話なんですね。

 

 

次回も男女差のある心理的特徴について紹介します!

次回のテーマは

「年齢を重ねることで怒りっぽくなるのはどっち?」

です。

 

こちらも楽しみにしておいてくださいね!