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悩みの正体と抜け出し方

仕事の悩み、家庭の悩み、友達の悩み、人生の悩み。

とかく人は悩みを抱えて生きているものですよね。

 

そして残念なことに、悩みを持ってしまうと

人生の質は間違いなく下がってしまいます。

そのことを考えるだけで、気持ちが落ち込み

ため息も多くなり、やる気が萎んでいく。

そんな経験をされたことは、少なくないのではないでしょうか。

 

今回は悩みの正体とは何か?

そして、悩みから抜け出すための方法について、お伝えしていきますね。

 

 

悩みとは何か?

 

そもそも、悩みってなんなのでしょう?

実はこれを明確に理解することが、悩みから抜け出すための第一歩でもあるんですね。

 

ということで、悩みとは

『問題によって生まれたネガティブな感情に支配されている状態』

のことを言います。

 

つまり悩みは「自分の心の状態」なんですね。

悩みはそこに永続的に存在している訳では無いということなんです。

 

例えば、上司との関係に悩みを持っていたとします。

職場で上司と一緒に仕事をしているときは、常にモヤッとした気持ちになりますよね。

でも休日になって、自分の好きな人と一緒に過ごしていたなら

上司のことを思い出さない限り「悩み」を忘れているのではないでしょうか。

 

もしも常に悩み続けていたなら、遊んでいても楽しむことはできません。

でも遊びを楽しめているということは、一時的に悩みが停止しているからなんですね。

一時的に止めることができるのは、悩みは自分が生み出しているからなんです。だからこそ、自分勝手に停止したり生み出したりすることができるわけです。

 

ここが大切なポイントなんですね。

 

 

悩んでいるから解決できない

 

はい、と言っても意味が分からないですよね()

悩んでいるから解決出来ないって、なんだか絶望的な気持ちになってしまいそうです。

ですがこれは、脳機能として当たり前のことだったりします。

 

脳には「論理的な脳」と「感情的な脳」があります。

そして「感情脳」が活性化すると「論理能」の活動が低下します。

逆に「論理能」が活性化していると「感情脳」の活動が低下します。

このように、それぞれの脳が互いに影響しあっているんですね。

 

悩んでいる状態は先にも述べたように

『問題によって生まれたネガティブな感情に支配されている状態』

です。

つまり、感情脳が活性化している状態なんですね。

 

感情に囚われてしまうと、IQは一時的ではありますが下がります。

思考を働かせることが難しくなってしまうんですね。

 

夜に相手への想いが高ぶり過ぎてラブレターを書いたとき

翌朝に文面を読み返してみると、かなりヤバイ内容になっていることがあります()

これは一時的に頭が悪くなってしまっているので、適切な言葉をえらべないからこその現象なんですね。

ちょっと、自分の黒歴史を思い出しそうです()

 

というように、悩んでいる最中に良い解決策はでてきません。

だいたい良くない解決策しか生まれないので、解決するどころか、また別の問題を生み出す可能性が高まってしまうんですね。

 

 

悩みを解決するためには

 

大切なのは感情に支配されている状態から抜け出すことです。

これが出来ないと、正しく頭を働かせることができません。

感情を落ち着かせて、冷静になることを目指します。

 

感情を落ち着かせるためにできることは

『事実をありのままに観察する』

ことなんですね。

 

事実を観察するだけなので、そこに感情を挟み込まないことがポイントです。

感情が出てしまうと考えられなくなってしまうので、注意してください。

事実を観察することで、現状を把握することができます。

 

次にするのが、理想的な状態を明確にすることです。

 

すると、現状と理想の間には取り組むべき課題があることに気付けます。

 

この瞬間に悩みは消え、実存的な課題へと変化するんですね。

 

何度も繰り返しますが、悩みは

『問題によって生まれたネガティブな感情に支配されている状態』

です。

言い換えると、解決策が見つからずにどうしていいかわからない状態なんです。

 

でも課題という具体的な解決すべき事柄が見つかったのなら、あとはそれに取り組むだけでいいんですね。

そこにネガティブな感情は存在しません。

それをやれば問題が解決するわけですから、ネガティブどころかポジティブな気持ちで取り組むことができるんです。

 

 

悩みを持ちやすい人の特徴

 

さいごに悩みを持ちやすい人の特徴をお伝えしますね。

その特徴とは

『原因ばかりに目を向けがち』

という特徴があります。

 

どうしてこんなことになったのだろう。

なんで、あんなことを言っちゃったんだろう。

あのとき、こうしていたらよかったのに。

 

などなど、過去にばかり目を向けているので、悩みが大きく膨らんでいくんです。

そもそも過去はすでに固定されてしまっているので、変えることはできません。

変えることが出来ない過去(原因)にばかり、目を向けてしまい、未来に目を向けていないんですね。

 

未来にあるのは解決への道なのですが、そっちを見ていないのでいつまでたっても、問題を解消することが出来ないのです。

 

つまり、解決できる未来を見るクセをつければ、悩みを持つことが『出来なくなる』んですね。

悩んで右往左往している時間が無駄にしか思えなくなるんです。

 

 

 

もしもあなたが人間関係の悩みをお持ちなら

その問題解決のお手伝いができます。

 

まずは相談からしてみませんか?

こちらからあなたのお悩みを送ってください。

 

解決のためのヒントをお届けしますよ。