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集団の中に入ると無口になる人

 

タイトルにもあるように

2~3人で話しているのときは、面白い話しをしてくれるのに

集団の中に入ったとたんに、急に無口になる人っていせんか?

 

実はそのタイプの人は、ある特徴を持っているんです。

そしてその特徴は、決してネガティブなものでは無いんです。

ではいったいどんな特徴を持っているのか

今回はそれをお伝えしていきますね。

 

 

心理的な問題は対象外

 

今回のことについてですが、心理的な問題で無口なる人もいらっしゃるんですね。

それが「場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)」と呼ばれるものです。

この症状は、家庭や限定された友達とは、なんら問題なくコミュニケーションが取れるのですが、教室や職場など決まった場所にいくととたんに話せなくなるという症状です。

 

自分は話したいと思っているのに、声を出すことができない。

そういった苦しみを感じてる人は例外となります。

 

そうではなく、心理的に全く問題もないにもかかわらず、集団の中に入ったとたんに無口になる人が、今回のお話の対象者になります。

 

 

なぜ無口になるのか

 

集団の中に入ると無口になるのは

「その場にいる全員の趣味嗜好が違うこと」

が理由なんですね。

 

いやいや、そんなの当たり前ですやん。

それが理由って意味わからん。

そう思うかもしれません。

ですが、これが大きな理由なんですね。

 

ではどうして

「その場にいる全員の趣味嗜好が違うこと」で、無口になってしまうのか?

 

それは、自分が話したいことを話しても、相手がそれを望んでいないかもしれないと考えてしまうんです。

その考えの根底にあるのは、相手を尊重する想いなんですね。

 

相手のことを尊重するからこそ、相手にとって興味の無い話しをすることが自己中心的に感じてしまうんです。

そのため、集団の中に入るととたんに無口になるんですね。

 

自分はしっかりと相手の話しを聞いて、周りがどんな話しをしたいかを観察しているんです。

でも集団の場合、話題がコロコロ変わっていくし、誰かが話したことを他の誰かが取ってしまうこともあります。

結果的にとりとめの無い話しの連続になってしまい、自分が口を挟まなくても楽しく過ごせてるならそれでいいかと考えるようになるんです。

 

 

無口だけど聞いてないわけじゃない

 

このように、自分が話す必要性が無くなるので、話すのではなく聞き手に敢えてまわっているんですね。

なので不機嫌になっているわけでもなく、その場の話しをそれなりに楽しんでいるんです。

 

でも周りの人からみると、「おとなしい人」「無口な人」とみられてしまうんですね。

あまり話さないという表面的なところで判断されてしまうんです。

といっても、それは仕方ないことですけどね。

次々に話題が変わって楽しいと感じている場面で、そこまで深い洞察なんて出来るもんじゃありませんから()

 

それと、いつもよくしゃべる人に対してもあまり話しかけなくなるのも、相手が他の人と楽しく話すのを邪魔したくないと思っていたりするんです。

 

相手を尊重することを当たり前にしている優しい人だったりするんですね。

 

なので飲み会などがあっても、参加率が意外と高いんです。

話さないけどその場は嫌いじゃないんです。

自分は話さなくても、次々と話題がでてそれを楽しんでいるんですね。

 

そして、そういった人にも話して貰おうとするなら、話題を振ってあげるだけでいいんです。

しっかりと話しは聞いているので、ちゃんと話しの輪に入れるんですね。

 

 

 

というように、少人数ではよくしゃべるのに、集団になると話さなく人の特徴について紹介しました。

相手を不快にさせない、楽しませたいという想いと、相手を尊重する想いの両方を持っている人だったりするんです。

根本がいい人なので、その人との関係を大切にしてくださいね。