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改めて確信したこと

様々なクライアントさんと接するなかで

「やっぱり、これが大切だよな~」

というものを、改めて確信することがありました。

 

年齢・性別・国籍・宗教・文化に関係なく、人は「迷う」生き物なんです。

上司との関係、部下との関係、家族との関係、友人との関係、仕事の進め方、自分のキャリア、などなど。

それは僕とて同じです。

僕も人間ですから、日々迷い、悩み、考えているわけです。

これはクライアントさんにも同じことが起きているんですね。

人はこのような「迷い」と日々向き合いながら、どうにかこうにか生きているわけです。

 

そしてあるとき「迷い」に足をすくわれたときに心が不安定になってしまって、迷いからなかなか抜け出せなくなってしまうんです。

そうなると自分の身に降りかかることにネガティブな印象を貼り付けてしまって、「なんだか面白くない」という気持ちがムクムクと湧き上がってくるんです。

 

面白くないからやる気が出ない

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やる気がないけどやらなきゃいけない

  ↓

渋々やるからうまくいかない

  ↓

良い結果がでないから面白くない

  ↓

面白くないからやる気が出ない

  ↓

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まさに負のループにはまり込んでしまいます。

でも人はそこで腐ってしまうほど弱くありません。

負のループからどうにかして抜け出せないかと、常に方法を探しているんです。

それこそが人の強さだと僕は思うのです。

 

 

抜け出すための二つの力

 

そこで、この負のループから抜け出すために、二つの力が大切になってくると、改めて確信することができたんです。

その二つの力というのが

 

「心理の力」

「論理の力」

 

です。

 

この力は人生を充実させるための両輪になっていて、どちらかが欠けてしまうと進むことができません。

そして「迷い」のただ中にいる人は「心理の力」が弱くなっていることが多いのです。

そのためまずは、自己の内面を整えていくことが大切になっていきます。

 

 

「心理の力」

 

どうして「心理の力」を身につけることから取り組むかというと、内面が不安定になってしまった場合、現実を正しく理解することができなくなってしまうのです。

心の内がネガティブになっているので、外から入ってくる刺激にネガティブな色を無意識的に付けてしまうようになるのです。

 

例えば、提案書を書いたとき「この部分をもっと分かりやすく修正して」などの指摘があったとします。

これは提案書の一部の表現がわかりにくいだけであり、それ以上でもそれ以下でもありません。相手からのメッセージは「ここはちょっと分かりにくいですよ」ということだけなんです。

 

心理の力が健全であった場合は、そのまま言葉通りの意味として受け取り、特に苛立つこともなく修正作業に取り組むことができます。

ですが心理の力が弱っている状態であれば、自分を否定されたような気持ちになり、自分の自尊心が傷つき、自分を傷つけた相手に怒りを覚えるようになってしまうのです。

 

そうなると関係性もギクシャクし始めて、さらに悪い状況に発展してしまう可能性が高まってしまうのです。

そういったことを防ぐためにも、まずは「心理の力」から育むことが大切になるのです。

 

 

「論理の力」

 

この力は自分を取り巻く現実世界を正しく把握し、より良い解答を導き出すために必要な力です。

「心理の力」を向上させても考える力が未熟だった場合、自分が望む現実を作り出すことができません。すると、また心理の力が弱ってしまうようになってしまいます。

そのような逆行を防ぐためにも、適切に考えてより良い結果を導く力が必要となるのです。

 

この力は、問題をスムーズに解決する力でもあり、相手と適切なコミュニケーションをとる力にもなります。

 

人は一人で生きていくことはできません。

誰かと協働しながら問題解決をしていくわけですが、そこで適切な情報交換ができなければスムーズな解決は望めませんよね。

 

「論理の力」は現実を切り開く力なんです。

 

 

なぜか分断している

 

「心理の力」と「論理の力」は、互いを支え合う力のはずなんですが、なぜか世の中では「心理」と「論理」を対極に置いているように感じるんです。

心理が整わなければ正しく論理を使えないし、論理が未熟だったらやがて心理が傷つけられます。

共存共栄の関係なのに、どちらか一方だけを伝えていることが多いんですね。

 

そうではなく、心理と論理の両方をバランス良く育むことが、充実した人生を手に入れる秘訣なんです。

 

クライアントさんにはバランスよくこの二つの力を育んでもらっているのですが、セッションを重ねる毎に表情が変わっていくんですよね。

内面が整うことで自信が生まれ、自分の未来を見定めて、それを実現するためには何をすればよいかを考え出すことができるようになっていくんです。

 

時には一時的にどちらかの力が弱くなるときもありますが、そんなときにセッションを受けられるとすぐに二つの力を取り戻されるんですよね。

 

なのでもしもあなたが、どこか思うようにいかないと感じているのなら、「心理の力」と「論理の力」に不足はないかを探してみましょう。

そういった自己分析をすることで、次に自分が何をすれば良いかを見つけることができますよ。

 

 

 

もちろんそれを探すお手伝いもしているので、自分が今どのような状態かを知りたい方はぜひご連絡くださいね。

まずは気楽なメールからお悩みを開示してみませんか?

「書く」だけでもモヤモヤが整理されて、気づきを得ることができますよ。