現代社会においてストレスを避けて通ることは難しいといえます。
ですがその影響を最小限に抑えることで、健康的な生活を送ることができるようになります。
ストレスを上手にコントロールすることができれば、QOL(Quality Of Life)を向上させることができます。
ストレスまみれの毎日から少しでも抜け出すために、ストレスを溜めない人がしている5つの習慣をご紹介します。
1.感謝の習慣を持つ
ストレスを溜め込まない人は、日常生活の中で感謝の習慣を持っています。
日常生活のなかで身の回りにあるものに感謝をすることは、自分は満たされているという気持ちを生み出します。
欠乏感はストレスと直結しているので、それを防ぐことができるのです。
例えば
・蛇口をひねれば水が出ること
・荷物を丁寧に配達してくれること
・時間通りにくる電車
などなど
身の回りにある感謝できることを見つけて、それに感謝をする。
それだけで気持ちが楽になっていきます。
もちろん、家族や友人、職場の仲間といった「人」に感謝をするのも効果抜群です。
一日を振り返ってもあまり感謝することがなかった場合は、今日という一日を過ごせたことに感謝をすることもできますよ。
2.睡眠図時間を確保する
睡眠不足になってしまうと、脳がうまく働かなくなってしまいます。
ある研究では、睡眠不足の脳の活動量は、お酒を飲んだ酩酊状態と変わらないという結果もでています。
それくらい睡眠は脳にとって、欠かせないものなんです。
睡眠不足で脳の活動が悪くなってしまうと、仕事の要領も悪くなり、ひとつひとつの仕事に無駄な時間がかかってしまいます。
そうなると仕事がどんどん積み上がることになり、仕事が終わらないストレスを持つことになってしまいます。
ですが睡眠時間を確保することで、脳を良いコンディションにすることができます。
そうすれば小さなミスなどもせず、スムーズに物事に取り組めるようになるので、気持ち良く過ごせるようになります。
3.優先順位を明確にする
優先順位をつけないままでいると、すべてのタスクが同じように重要であるように感じてしまいます。
すると、余計な焦りがうまれたり、無駄な心配を持つことになってしまいます。
それらのネガティブな感情がストレスを生むことになってしまうのです。
ですが何が重要なのか、何から手を付ければよいかが明確になっていると、焦りは生まれません。
それだけでなく、使うエネルギーをうまく調整することもできます。
優先順位を明確にすることは、ネガティブな感情の予防と、エネルギー効率を高める効果があるのです。
4.コミュニケーションを大切にする
ストレスを溜め込まない人は、人とのコミュニケーションを大切にしています。
話しを途中で切り上げて、中途半端な状態になってしまうとずっとモヤモヤが残ることになってしまいます。
ここでいうコミュニケーションは、相手に好き勝手なことを言うことではなく、互いにとってプラスになるような対話をすることをいいます。
言い争いではなく、解決策を一緒になって探そうとするコミュニケーションを取ることが大切になります。
自分が言いたいことだけを言ったり、相手の言いたいことだけを我慢して聞き続けるといった、一方的な会話はコミュニケーションとは言えません。
それはコミュニケーションを蔑ろにしていると言えます。
そうではなく、互いが率直に思っていることや、感じていることを伝え合えるような会話を心掛けるようにすること。
そうすることで心のモヤモヤが解消できるので、ストレスも溜まりにくくなるのです。
5.マインドフルネスな生活を送る
ストレスを溜め込んでしまう人の頭のなかは、「あれは、どうなったのかな」「あれは、どうしたらいいんだろう」「なんで、あんなことになったんだろう」といったように、意識が未来へいったり過去にいったりウロウロしています。
人は「いま」にしか影響を与えることができないので、未来か過去のことをあれこれ考えたところでどうしようもありません。
「いま、ここ」に意識を向けることで、無意味な心配から抜け出すことができます。
これらの習慣のうち、全てを実践できたのならストレスは大幅に削減することができるようになります。
とはいえ、全てをやろうとするとなかなか大変ですよね。
そこで僕がオススメするのは「感謝の習慣」です。
感謝をすることで心は満たされていきます。
ストレスの一因は「欠乏感」ですから、それを消してあげれば気持ちはかなりラクになりますよ。
もちろんあなたにあった習慣を選んでみるのもいいと思います。
ぜひこれらをヒントにストレスのない毎日を過ごしてくださいね。
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