元旦の石川県での地震から、もうすぐ一週間になろうとしています。
いまもなお、被災地では多くの方が全力で救援活動に取り組まれています。
また被災された方も身を守るために全力で、この非常事態に向き合われています。
二日には救援物資を積んだ、海上保安庁の飛行機が着陸直後の旅客機と衝突し、爆発炎上するという痛ましい事故がありました。
五名の方が亡くなられたことは、残念でなりません。
今回のブログのテーマでもあるのですが、被災者の方も、救助活動をしている方も、災害支援者の方も、最善を尽くしていると思います。
この「最善を尽くす」ということについて、お伝えしたいと思います。
最善を尽くせない理由とは?
最善を尽くすことは大切ではありますが、最善を尽くそうにも尽くせないということがあります。
どうしてそんな状態になってしまうのか?
まずはここから紐解いてみましょう。
最善を尽くせなかったとき
「協力が得られなかった」
「使える資源が少なかった」
「タイミングが悪かった」
といった理由がよく聞こえてきます。
これらの理由は全て「外的要因」と言い換えることができます。
実はこれが、最善を尽くせない大きな要因なんです。
最善を尽くせない人の多くは、外部要因が整っていないから無理と考えてしまうのです。
そのため最初から「どうせやっても無理だ」と、考えることを放棄してしまって、望んだことを何一つ手に入れることができなくなってしまうのです。
ですが本当に外部要因が不足しているから、最善を尽くすことができないのでしょうか?
最善を尽くすとは?
冒頭でもお伝えしましたが被災地ではいま、多くの方が今日を生きるために最善を尽くしています。
ですが被災地では、電気も水も通信も足りません。
潤沢な資源なんてどこにもないんです。
いつ大きな余震がくるかもわからないので、良いタイミングなんて計りようがありません。
つまり外部要因は最悪な状態と言えます。
でも必死になってみんなが最善を尽くそうとしています。
そうなんです。
最善を尽くすというのは、外部環境などに左右されずに、いま出来ることに全力で向き合うことなんです。
つまりどんな状況に置かれたとしても、折れない心を持ち続けることで最善を尽くすことは可能なんです。
さきほど出した最善を尽くせなかったときの理由はすべて、外的要因に心が大きな影響を受けてしまっているんですね。
本当はどのような状況においても最善を尽くすことはできるのですが、心が折れてしまうことで考えることも行動することも諦めてしまっているんです。
最善を尽くすには?
ここまでくれば、最善を尽くすために何が必要かは、もうお分かりですよね。
そうです。
自分の心を強く保つこと。
これが何より大切になるんです。
ただ自分の心を強く保つには、ある程度の健康がなければとても難しくなってしまいます。
「一心同体」という言葉もあるように、心と身体は密に繋がっています。
どちらか一方が弱ってしまうと、もう片方も当然のように弱ってしまうんです。
まずは健康な身体を保つこと。
そのためには睡眠が欠かせません。
夜更かしなどをせず、しっかりと睡眠時間を確保することから取り組んでみてください。
それだけである程度の健康を保つことができます。
また睡眠が取れていると、頭もクリアになるため気持ちも安定します。
脳が疲れてしまうとどうしても、感情の揺らぎが大きくなってしまいます。
感情が大きく揺らぐというのは、気持ちが揺れ動くのと同じで、不安定な状態になってしまいます。
そんな状態では確固たる心を保つことはできません。
まずは睡眠から取り組むようにしてみることで、最善を尽くすための土台を作ることができますよ。
僕が会社を辞めて独立したときは、人脈も潤沢な資金もありませんでした。
だからこそ言い訳なんかせずに「今できることを全力でやる」ことに集中することにしたんです。
最善を尽くすことを諦めずに取り組んだおかげで、多くのクライアントさんと出会い、充実した日々を過ごせるようなりました。
環境を悲観したところで何も生まれません。
自分に今、何ができるのか?
それを考え続けることで、道はいくらでも現れるようになるのです。
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