· 

イライラの正体と対処法

 

生きているとどうしても、イライラすることってありますよね。

とくにややこしい作業をしているときなんかは、イライラの虫がうずき始めます。

 

僕自身も最近、ホームページの管理会社を切り替えることがありまして、ネットへの接続などややこしい設定作業に取り組んでいるんですね。

 

ドメインとか、CNAMEレコードとか、MXレコードとか、ネームサーバーとか、DNSレコードとか…

わけの分からない単語が飛び出してきて、本当にイライラしてしまいます。

 

このようにイライラしているときってうまく頭が働かなくなってしまいます。

でも冷静に考えてみると意外と単純なことだったりするんですよね。

イライラしてしまうとそれがなぜか、そう思えなくなってしまったりするんです。

 

ということで今回は、イライラの正体とその対処法についてお伝えしたいと思います。

 

 

イライラの正体とは

 

イライラの正体を簡単に言うと

「流れをせき止める壁」

なんですね。

 

さっきの例をだすと「ホームページの管理を切り替えたい」と考えているわけです。

ですが耳慣れない単語がわんさかでてくることで、何をどうしたらいいかが分からなくなってしまいます。

 

つまりホームページの切り替えという作業の流れを、分からない単語が壁となってせき止めてしまっているんです。

物事がうまく流れていかないときに、人はイライラを感じるようにできているんですね。

 

当たり前といえば当たり前なんですが、イライラの正体を把握していないと間違った対応をしてしまったりするんです。

 

「あ~!イライラする!」

と感情的になってしまったら、抱えている心のモヤモヤを解消するために、モノに当たったり、人に当たったりしてしまうんですね。

そうなってしまったら、状況はますます悪くなってしまいます。

 

なのでイライラしたときは

「流れがせき止められているんだな」

と思うことが大切になってくるんですね。

 

 

状況を理解すると

 

イライラし始めたときにすぐに、流れがせき止められていることに意識をむけると、ほんの少しだけ冷静さを取り戻すことができるんです。

すると流れをせき止めている原因に、目を向けることができるようになるんです。

 

これがイライラしたままだったら、原因に目を向けることができずに「うまくいかない状況」にばかり目が向くようになります。

うまくいかない状況がイライラを生み出しているわけですか、ますますイライラの勢いが増してしまうんですね。

 

そうなってしまえば、冷静さはどこかにすっ飛んでしまうので、感情にブレーキをかけることなんてできません。

行動も言葉も荒くなって、周りに攻撃的になってしまうんです。

 

ですが「状況」から「原因」に目を向けるようになると、感情に翻弄されるのではなく、頭で考えることができるようになるんです。

そうすることで

 

・何が分からないのか?

・何が不足しているのか?

・何が困難なのか?

・他のやり方はるのか?

・誰に聞けばいいのか?

 

といった、解決に向けての思考がはたらき始めるんですね。

あとはそのなかから、最もその原因を解消できそうな手段を選べばいいだけなんです。

 

 

イライラ解消のステップ

 

イライラしてしまったとき、そのイライラを解消するためのステップをご紹介します。

これを知っていれば、わけのわからない作業をするときでも、冷静に向き合えて、ミスをすることなく取り組めるようになりますよ。

 

Step

イライラに気付く

 

自分はいまイライラしているんだということに気付くことです。

イライラに気付かないまま時間が経ってしまうと、イライラから怒りにクラスチェンジしてしまうんです。

そうなったらもう手が付けられません。

怒りに変わるまえに、イライラしていることに気付くことが大切なんですね。

 

Step

状況・原因を確認する

 

どうしてイライラしてしまっているのか。

その状況と原因を確認します。

イライラしてるときのほとんどの場合で、複数の流れをせき止める壁が存在しています。

それをできるだけ一度に見つけ出すことで、新しいイライラを生み出すことを予防することができます。

 

Step

解決策を探す

 

イライラの原因、つまりうまくいかない原因が見つかったのなら、あとは解決すればいいだけです。

言葉が分からないのなら言葉の意味を調べたり、やり方が分からないのなら知っている人に聞いてみたり、解決に向けて何をすればいいかを考えます。

 

Step

行動する

 

あとはStep3で見つけた解決策を実行するだけです。

 

 

 

このstep1~step4までのサイクルを1セットとして回すことで、イライラをうまく解消することができます。

もちろんのことながら、一つの原因が解消されると、それまで見えていなかった原因が現れることもあります。

そんなときはもう一度このstepを繰り返せばいいだけなんですね。

 

イライラしてしまうと本当に不思議なことに、うまくいかないことを繰り返し行うといったことが起こります。

同じことを繰り返したり、当てずっぽうでやってみたりするんですよね。

それで状況が好転することはまずありません。

 

なのでイライラしたときはとりあえず手を止めて、今なにが起きているのかに目を向けることを意識してくださいね。

それだけでイライラの不毛なループから抜け出せるようになりますよ。