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「できない」は存在しない

 

誰かから大きな仕事を任されたり、アドバイスをもらったとき

「私にはできません」

と言っていませんか?

 

僕自身も以前はよくこの言葉を使っていたのですが、この言葉はある意味、自分への呪いになってしまうのです。

そのことに気付いてからは、できるかぎり「できません」を使わないようにしています。

 

なぜ「できません」は呪いになってしまうのか?

どうして「できません」は使わないほうがいいのか?

今回は「できません」という言葉についてお伝えしたいと思います。

 

 

呪いの正体

 

「できません」という言葉がどうして自分への呪いになってしまうのか?

それはこの言葉を使うたび自分の潜在意識に

「私には○○を実行する力がありません」

という自己イメージを書き加えることになってしまうからです。

 

本当はやればできるはずなのに「自分にはできない」という思いだけが強くなってしまって、本当に何もできなくなってしまうのです。

 

これを使い続けていた当時の僕は、勝手知ったることには自信を持って取り組めていましたが、新しい挑戦をするとなるととたんに、尻込みしてしまっていました。

つまり新しことに取り組むことを拒絶するようになっていたんですね。

 

するとますます、自分のできる範囲のことだけしかやらなくなるので、評価も上がらなくなってしまったのです。

当たり前ですよね。

すでに出来ていることしかやらないことは、成長していないことと同じですから。

 

「できません」という言葉は、自分の成長をせき止めて、現状維持に固執させてしまうことになるのです。

 

 

「できません」の正体

 

実は「できません」は自分の気のせいでしかありません。

そりゃそうですよね。

やったことがないのに、本当にできないかなんて判断のしようがないんです。

 

もちろん100%うまくいくとは断言できませんが、少なくとも10%くらいはできるはずです。

にもかかわらず「できません」と言ってしまったりするんですね。

 

つまり何かをするための能力は未熟かもしれませんが、少なからず持っているんです。

というよりも大抵のことは、頭・目・耳・鼻・口・身体を使ってやることなので、できるはずなんですよね。

何かをするための道具(身体)はあるわけですから、できないはずないんです。

 

でも「できません」と思ってしまうのは、本当のところは「やりたくない」だけなんです。

つまり「できません」は気持ちの問題なんです。

 

 

「できません」の気持ちが生まれる理由

 

人は本能的に現状維持をしたがる生き物です。

そのため新しことに挑戦してしまうと、今までの状態に変化が生まれてしまいます。

それを恐れて新しい挑戦にたいして、強く抵抗してしまったりするんですね。

 

そこで「できません」と言ってしまうと、本当はできるはずなのに自分には無理という自己イメージが生まれてしまいます。

そうなるとますます挑戦に対して恐怖を強く感じるようになります。

結果的に現状に強く縛り付けられるようになるので、何も変わっていきません。

現状維持が守られるので気持ちとしては安心できますよね。

 

このように「できません」というのは、現状維持をさせるために人間の無意識が言わせている言葉なんです。

 

 

「できません」からの脱出

 

もちろん「できます」と言えるようになるのが理想ではありますが、いきなりそこに到達するのは難しいですよね。

なのでまずは自己評価を下げることだけでも食い止めてみませんか?

 

その方法はとっても簡単です。

「やりたくないです」と言い換えるだけ。

もしくは「やりません」と断るというもの。

 

「やりたくない」も「やりません」も、自分の意思表示をしているだけなんですね。

「できません」のように自己評価を下げるような意味合いが含まれていないのです。

 

もしくは「○○があるので、時間を取ることができません」と、能力の問題ではなく、別の問題で取り組めないと表現することも効果的です。

 

自己能力が無いという評価を自分にしなくていいようにすること。

それを意識することが大切なんですね。

 

 

 

もしもあなたが会社で働いていたのなら、上司や取引先から無茶ブリをされたとき、心では「さすがにできないって…」と思うことがありますよね。

でもできないとは言えないので、渋々ながら引き受けることになります。

その結果、それなりにできてしまっていると思います。

 

というように、やろうと思えば大抵のことはなんとかなるものなんですね。

それを渋々やるか、前向きにやるかの違いだけなんです。

どうせやるなら、前向きになったほうがいいかもしれないですよね。

理想論ではありますけど()