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自信が育つ目標設定のコツ

 

あなたは目標設定をするとき、どのような設定の仕方をしていますか?

例えばですが

 

・半年で5キロ痩せる

TOEIC700点以上取る

・次の商談で成約を勝ち取る

 

などなど

明確なゴールを設定されているのではないでしょうか。

もちろんのことながら、このようなゴール、つまり目指す先がなければ、なかなか行動できません。

そういった意味でも、このような目標を設定することはとても大切なことと言えます。

 

ですがこれだけでは、実はとってももったいないことになっているんですね。

そこで今回は、自信がみるみる育っていく目標設定のコツについてお伝えします。

 

 

何がもったいないのか?

 

ではまず、従来の目標設定だけでは何がもったいないのかについて、お伝えしたいと思います。

 

従来の目標設定の場合、満足を得られる瞬間というのは、その目標を達成したときですよね。

もちろん大きな目標であればあるほど、満足の大きさは比例して大きくなります。

きっと素晴らしい達成感を実感することができるでしょう。

 

ですがたとえ大きくても、実感できるのは一回だけ。

しかも目標を達成しなければ、その実感は逆転して大きな失望となって襲いかかってきます。

 

目標達成に向けて、時間と労力とお金の全部を使っているかもしれません。

それなのに目標達成できなかったとしたら、やるせない気持ちにしかならないですよね。

さらにいうと「これだけやってもダメだった」となり、自信はみるみるしぼんでしまいます。

 

目標に向かって突き進んでいった結果、自信がしぼむって目も当てられないですよね。

そうなると次に新しい目標を設定して、それに突き進む意欲もでてきません。

最悪の場合、人生の停滞が生まれてしまいます。

それこそ最大の損失ではないかと、僕は思うわけです。

 

このような目標設定のことを

「結果目標」

と呼びます。

 

結果はやってみないとわかりませんよね。

しかも確実にうまくいくなんて保証もありません。

結果が良ければいいのですが、結果が悪ければ何も生まれません。

それどころか自信喪失の恐れもあるわけです。

 

これだけでは良い目標設定と言えないのです。

 

 

自信を育む目標設定とは?

 

結果目標だけでは、損をしてしまう可能性があることをお伝えしました。

そうならないためには、どうしたらいいのでしょうか?

「結果目標」の対になる目標を立てるのです。

 

その目標というのが

「行動目標」

です。

 

「行動目標」というのは、自分が設定した目標を達成するために、何をすればいいかを考えるというものです。

 

例えば「半年で5キロのダイエット」であれば

・夜9時以降は何も食べない

・一日30分の運動をする

・週に3回はジムに通う

といった、明確な行動を設定するんですね。

そしてその行動を取ることができたのなら、目標を達成したと考えるんです。

 

すると何が起きるかというと、毎日行動目標を達成できるわけですから、毎日達成感を実感することができるんですね。

 

「そんな小さな達成感でいいの?」

もしかすると、そんな疑問が浮かんでいるかもしれません。

でもそれでいいんです。

 

たとえば想像して欲しいのですが、一緒に暮らしているパートナーがいたとします。

相手は普段の生活で「ありがとう」といった労いを一切言いませんでした。

ですが暮らし始めた10年後に、飛びきりの感謝をプレゼントしてくれました。

それが、最高級のディナーかもしれませんし、最高の旅行かもしれません。

高価な宝石かもしれません。

そしてそれを受け取った後に「次は10年後だね」と言われます。

それからまた、感謝のない生活が始まります。

 

もう一方は、10年という節目に、ささやかなプレゼントがあるだけでした。

ですが毎日のように「ありがとう」「いつも助かるよ」「居てくれてよかった」といった、小さな感謝を届けてくれます。

10年間欠かすことなく、伝え続けてくれていました。

そしてこれから先の10年間も、毎日、小さな感謝を届けてくれます。

 

どちらのほうが心地よい暮らしができそうですか?

おそらく後者だと思います。

 

このことについて妻に聴いてみたところ

10年を凝縮した飛びきりのものなんて無い」

と返事がありました。

真理ですね()

 

 

日々達成を感じることの大切さ

 

目標を達成するためには、日々の取り組みが欠かせません。

「結果目標」の場合は、日々の取り組みから得られる達成感はありません。

ですが「行動目標」にしたとたんに、日々の取り組みからも達成感を得ることができます。

 

するとやることそのものが楽しくなっていくので、取り組みへのハードルもどんどん下がっていきます。

やることが苦でなくなったのなら、取り組みの数も増えるし質も高くなります。

結果的に最初に設定した結果目標を達成しやすくなるんですね。

 

そして目標達成に向けてやったことを、記録に残しておくことも大切なんです。

定期的に見返すことで

「こんなに取り組んだって、スゴイな~」

と自分を認めることができるんですね。

 

自分を認めること、つまり自己承認は自信の栄養となります。

それを毎日自分の心に与えることができるのが「行動目標」なんです。

 

「結果目標」と「行動目標」

目標にはこの二種類のものがあることを知っておくだけで、気持ち良く取り組むができるようになるんですね。

 

 

 

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ネタバレになってしまいますが、これはまさにクライアントさんに、「行動目標」に徹底して向き合っていただくためのものなんです。

 

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