価値観の書き換え方

 

今回は人生をより良く生きるための「価値観の書き換え方」についてお伝えしたいと思います。

今回のブログ内容は本気で人生に役立つ内容になっています。

ぜひ最後まで読み進めてくださいね。

絶対に損はさせません!

 

 

価値観とは?

 

まず、そもそも価値観とは一体、何でしょうか?

「価値観の違い」は、離婚理由に常に上位にランクインしていますよね。

結婚する前は離れるのも考えられないほどの二人だったのに、価値観の違いで別れを選んでしまう。

それくらい大きな影響を及ぼすものといえます。

 

価値観の意味を辞書で調べてみると

「物事を評価する際に基準とする、何にどういう価値を認めるかという判断」

goo辞書より引用)

とあります。

これだけでは少し分かりにくいですね。

 

例えば、車を運転しているとき、後ろから走ってきた車が強引に抜いていったとします。

その事実を見たとき

「なめた運転しやがって、許せない!」

と判断する人もいれば

「うわ~、ウンコ漏れそうなのかも!」

と判断する人もいるかもしれません。

 

同じ事柄を目にしたり体験したときに、どのように感じるかは、その人が持っている価値観によって決まるわけです。

もっと端的に言えば「この世界の見方を決定付けるもの」と表現することができます。

ということは、どんな価値観を持つかで、人生が決まるといっても言い過ぎではありません。

 

「絶対に失敗してはいけない」という価値観を持っていたのなら、どんな些細な失敗であったとしても自分を許すことができず、強く責めてしまって、ひどく落ち込むことになってしまいます。

そうなると、初めてのことに挑戦することは、計り知れない恐怖となるかもしれません。

 

ここまで極端ではないですが、失敗を許せない人は意外と多いのではないでしょうか。

そしてこの価値観があることで、人よりも多く辛い経験をしているかもしれません。

 

そのような価値観は手放してしまったほうが、間違いなく楽になれますよね。

「それができたら苦労はない」

そんな声が聞こえてきそうです。

だからこそこれからお伝えすることが、大きなヒントになるんですね。

 

 

価値観はどこから来たか?

 

まず価値観はどこからきたのでしょうか?

母親の胎内にいるときにはすでに、価値観が頭の中に書き込まれていたのでしょうか?

 

例えば先ほど例にだした「絶対に失敗してはいけない」という価値観ですが、生まれた瞬間から持っていたとしたらどうでしょう。

 

全てが初めてのことですから、成功よりも失敗のほうが多いはずです。

少し慣れてきたとしても、身体の発達が未熟なため、思うように身体を動かすことができません。

できるイメージがあったとしても、身体が動いてくれないために、失敗の連続になります。

きっと想像を絶するほどの地獄のように感じるかもしれません。

そんな生活を耐えることができるでしょうか?

 

きっと耐えることなんて不可能です。

そうなったのなら、何もしないことが唯一の解決策になるわけですから、自分で食べることさえもやめてしまうかもしれません。

 

そうなんです。

価値観はこの世界に生まれ出た後に作られたものなんですね。

そしていつから明確にその価値観を持つようになったのか、それは実際のところ分かりません。

というのも、生きている中であらゆる経験によって、少しずつ書き加えられていったものだからです。

 

もちろん決定的な出来事があったことで、一気に書き加えられることもありますが、多くは日々の営みのなかで自然と蓄積されてきたと言えます。

 

大切なのはここなんです。

生まれた後に手に入れたものであれば、捨てることができるんです。

「そんなことはできない」と感じるかもしれませんが、それはただの思い込みに過ぎません。

手放すことは可能なんです。

手放さないのは、手放せないと思い込んでいるからにほかなりません。

 

 

価値観の書き換え方

 

ここまで「価値観は手放せる」と伝えてきましたが、残念ながら価値観を「手放す」ことはできません。

「もうこんな考え方はしない」と価値観を手放してみたところで、気がつけばまた、同じ価値観に囚われてしまいます。

価値観は「手放す」のではなく「書き換える」ことでしか、変えることができないのです。

 

このように価値観が書き換わることを「パラダイムシフト」と言って、目から鱗が落ちたといったような感覚になります。

 

ただし一気に書き換わる価値観は、自分にとってそれほど重要でもない価値観に限られます。

そのため書き換えが楽に行われるんですね。

 

「絶対に失敗してはいけない」といったような、人生経験のなかで深く刻み込まれている価値観については、時間をかけて向き合うほかありません。

そのためには、少しずつでいいので、岩に刻まれた古い価値観を削りながら、新しい価値観を彫りつけることが大切になります。

 

簡単にいうと、いきなり真逆の価値観に書き換えようとするのではなく、いま持っている価値観に近いものの、少しだけ逆方向に移動したような価値観を書き加えるようにするのです。

 

「絶対に失敗してはいけない」という価値観を持っているのなら、例えば

「失敗することは良くないことだが、絶対に失敗しない人間はいない」

くらいの小さな変更に留めるんですね。

 

いきない真逆の考え方にすると抵抗が大きすぎるので、腹落ちさせることができません。

でも原型を多く残しながら、一部だけを変える程度であれば、腹落ちすることができるんです。

あとはそれを、ひたすら呪文のように頭の中で繰り返し続けるだけです。

 

そして実際に何か失敗をしてしまったときに

「失敗することは良くないことだが、絶対に失敗しない人間はいない」と、自分に言い聞かせるんです。

そこでほんの少しでも気持ちが楽になったのなら、書き換えの成功はもうすぐそこまできていると言えます。

 

そこからまたこの呪文を唱え続けながら過ごして、また失敗をしたとき、自分に言い聞かせるまでもなく

「失敗しない人間はいないしな~」

という考えが浮かんだのなら、書き換えは完了です。

 

あとはここから

「失敗しないように取り組むが、失敗することもある」

「失敗しないように取り組むが、失敗したらそれはそれで仕方ない」

「失敗をしても、そこから学べばいい」

「失敗するほどに、自分は成長できる」

「失敗したということは、自分は新しいことに挑戦したんだ」

「失敗は学びだ」

「失敗を避けても成長はない」

「失敗などなく、成功か学びがあるだけだ」

 

といったように、少しずつ「絶対に失敗してはいけない」から遠ざかるようにしていくんです。

もちろん時間はかかります。

でも時間をかける価値があると思いませんか?

 

今回は「絶対に失敗してはいけない」という価値観を例にしましたが、これはどのような価値観でも同じです。

価値観の書き換えは、時間をかけて取り組むからこそ、着実に進んで行けるようになるんですね。

 

 

 

この価値観の書き換えは、自分一人でも取り組むことができます。

もちろんより効果的に取り組むのなら、プロのサポートを受けると効率は上がります。

というのも自分だけで取り組むと、つい、元の価値観に戻ってしまうことが起こるんですね。

三歩進んで二歩下がるといったことが起こるんです。

 

ですが一緒に歩いてくれるサポーターがいたのなら、三歩進んだことに気付かせてくれて、そこから後ろに下がることがなくなるんです。

 

そういったサポートが欲しい方は、ぜひ連絡してくださいね^^