
あなたの職場にもいませんか?
いつも忙しそうにしているのに、なぜか成果が出ていない人。
逆に、あまりバタバタしている様子がないのに、確実に結果を出している人。
この違いは一体どこにあるのでしょうか?
実は、デキる人ほど「やらない」と決めている仕事の習慣があるのです。
今回は、そんな「デキる人ほどやらない仕事のNG習慣」についてお伝えしたいと思います。
すべての仕事を「自分でやろう」とする
「自分でやったほうが早い」
「他の人に任せると不安」
そんな気持ちから、すべての仕事を抱え込んでいませんか?
確かに、自分でやればミスも少なく、クオリティも一定に保てるかもしれません。
でも、すべてを自分でこなそうとすると、仕事量は増え続け、肝心な部分に集中できなくなってしまいます。
デキる人ほど、仕事を「任せる」ことを大切にします。
相手が最初から完璧にできるとは限りませんが、成長を促しながら徐々に任せることで、最終的には自分の時間も生まれ、チーム全体のパフォーマンスも向上するのです。
任せる際には、適切な指示を出すことが重要です。
「この仕事をやっておいて」ではなく、「〇〇の目的で、△△の基準で仕上げてほしい」と伝えることで、任された側もスムーズに動くことができます。
簡単にいうとゴールのイメージもセットで伝えることが大切なんですね。
最初のうちは細かく進捗をチェックし、フィードバックをすることで、相手の成長をサポートすることも忘れないようにしてくださいね。
事前準備をしないまま動く
仕事を始めるとき、いきなり作業に取りかかっていませんか?
デキる人ほど、事前準備を徹底し、ムダな手戻りを防ぐことを意識しています。
例えば、プレゼンを準備するとき。
事前に相手のニーズを把握し、伝えるべきポイントを整理せずにスライド作りを始めると、途中で「やっぱり順番を変えたほうがいいかも」「この内容、本当に必要?」と何度も修正することになります。
また、タスクを進める際も、事前に目的を明確にせずに動くと、
「あれ?結局、何を達成すればいいんだっけ?」
「この資料、やっぱり違う方向性で作るべきだった…」
といった形で、後からやり直す時間が発生してしまいます。
事前準備を怠ることは、時間のロスにつながるだけでなく、ミスや抜け漏れの原因にもなります。
では、どうすればいいのか?
l タスクに取りかかる前に、目的・ゴールを明確にする
l 必要な情報を収集し、手順を整理する
l 「最短でゴールに到達する方法は何か?」を考えてから動く
このひと手間を加えるだけで、作業の効率が格段に向上し、無駄な手戻りを減らすことができます。
「完璧」を求めすぎる
「もっと良くできるはず…」
「もう少し細部までこだわりたい…」
そんな気持ちから、ついつい仕事を終わらせることができない。
これは、仕事が遅くなる最大の原因です。
デキる人は「80%の完成度でまずは動かす」という考えを持っています。
l まずは形にしてみる
l 途中でフィードバックをもらいながら修正する
l 必要ならブラッシュアップする
最初から完璧を目指すのではなく、スピードと改善のバランスを意識することで、効率よく成果を出しているのです。
「100%の完成度を求めるあまり、期限が遅れるよりも、80%の出来でまず世に出して調整するほうが結果的に良い」
というマインドを持つことが、仕事のスピードを上げるカギになります。
「なんとなく仕事」を続ける
「とりあえず、今まで通りやっておこう」
そんな習慣はありませんか?
デキる人ほど、仕事に対して「なぜやるのか?」を明確にしています。
l 目的は何か?
l やる価値があるのか?
l もっと良いやり方はないか?
常にこの視点を持つことで、不要な仕事は減り、より成果につながる行動に集中できるのです。
また、惰性で続けている業務がないか、定期的に見直すことも重要です。
「この業務、本当に必要?」と問い直し、「もしゼロから始めるとしたら、この仕事をやるか?」と考えてみると、本当にやるべきことが見えてきます。
さらに、定期的に「仕事の棚卸し」を行うことも効果的です。
- 現状の業務をすべて書き出す
- それぞれの業務の目的を確認する
- 優先度が低いものは減らす、または手放す
これを習慣化することで、ムダな業務を削減し、より本質的な仕事に集中できるようになります。
デキる人は「時間を生み出す習慣」を持っています。
そのために、
l 仕事をすべて自分で抱え込まない
l 事前準備をしっかりしてから動く
l 80%の完成度でまず動く
l 「なんとなく」ではなく、目的を持つ
この4つのNG習慣を手放すだけで、仕事の生産性は大きく変わります。
あなたの仕事にも、無意識にやっているNG習慣はありませんか?
まずは1つ、見直してみるだけでも、仕事の効率がぐっと上がりますよ!
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