お願いを断った瞬間に空気が悪くなる。
さっきまで普通に話していたのに、急に不機嫌になられて、こっちが悪者みたいな立場にされる。
こんな経験ってありますよね。
あの気まずさが残ると、次から断ること自体が怖くなってしまいます。
その結果、本当は無理なのに引き受けてしまったり、断る前から先回りして疲れたりして、気づけば引き受け癖みたいな形になってしまうこともあります。
ということで今回は断ったら不機嫌になる人の心理と、振り回されない考え方についてお伝えしていきますね。
なぜ不機嫌になるのか?
まず知っておきたいのは、お願いというものは本来、断っても関係が壊れない前提で成り立つということです。
受けるかどうかは相手の自由で、断られても、「そっか今回は難しいんだね」で終われる。
それが普通のお願いなんですよね。
それなのに、断られた瞬間に不機嫌になる人は、最初から従わせる前提で話を進めている可能性があります。
相手の中では、すでにあなたがやることになっている。
だから断られると、お願いが通らなかったというより、予定が狂わされた、思いどおりにいかなかった、という感覚になりやすいんです。
このタイプの頭の中では、自分の都合が優先で、断られるのは想定外のため不機嫌になるんです。
断っただけで空気が悪くなるなら、それは対等な関係ではないというサインです。
断った側が罪悪感を背負う必要はありません。
断っていい状況で断っただけなのに、なぜか責められた感じがする。
その時点で、やり取りの前提がズレているんですよね。
まずはそこに気づけるだけで、断ったあとに残るモヤモヤが少し整理されていきます。
不機嫌を道具にする人の心理
このタイプの狙いは、話し合いで納得を作ることではなく、空気で相手を動かすことにあります。
不機嫌になって沈黙する、あからさまに態度を変える、ため息をつく。
そういう反応を見せると、こちらは気まずさに耐えきれず、じゃあいいよと折れてしまうことがあるんですよね。
そして一度それが成功すると、相手は学習します。
不機嫌になればこの人は譲る、という経験が積み上がると、同じやり方を繰り返すようになります。
これは性格の悪さだけで説明できないところもあって、単純に、その方法が通ってしまったからなんです。
人はうまくいった手段を使い続けようとするんですね。
またこのタイプの人は断られたときに、残念だなで終われず、拒絶されたみたいに感じてしまうことがあります。
だから不機嫌で場を支配して、相手を動かそうとするんですね。
不機嫌をそのままにしておく
相手が不機嫌を利用してきたとき、大事なのは、相手の機嫌を直すために引き受けないことです。
不機嫌は相手の感情であって、こちらが機嫌を取る義務はありません。
言葉としては簡単ですが、実際にはここが一番難しいところですよね。
気まずくなると、早く元に戻したくなってしまうからです。
でも、引き受けてしまうと相手に学習されます。
不機嫌になれば通る、と覚えられてしまうので、長期的には状況が悪化しやすいんです。
だから 短期的な気まずさより、長期的な健全さを優先する という視点が必要になります。
断った後の心の揺れへの対処としては、まず気まずさをゼロにしようとしないことです。
気まずいままでもいい、とその状況をそのまま引き受けるようにするんですね。
そして謝り過ぎないこと。
謝りが多いほど、あなたが悪い側だという印象が固まりやすくなります。
断り方は、短く、理由を盛り過ぎないのが基本です。
例えば、今回は難しいです、今日は引き受けられません、で十分です。
相手が納得するまで説明する必要はありません。
代替案は出せるときだけでいいです。
余裕がないのに代替案まで出すと、結局こちらの負担が増えます。
また理由を言うと、その理由を潰そうとしてくるので、理由は伝えないほうが安全なんですね。
要注意のサイン
断っただけなのに、冷たい人だとか、困っている人を見捨てるのか、といった人格攻撃が出てくるケースもありますよね。
これはお願いが通らなかった悔しさを、罪悪感や恐怖で押し返すやり方です。
つまり話題がすり替わっていて、依頼の内容ではなく、あなたの人間性を下げる方向に動いているんです。
こういう言い方が出た時点で、相手はあなたのことを確実に下に見ているといえます。。
対等な関係なら、断られたときに相手を傷つけてまで従わせようとはしません。
だから 人格を攻撃してくる時点で、説得して分かり合うより距離を取るほうが安全 になります。
距離の取り方としては、連絡頻度を落とす、二人きりの場を避ける、同じ場にいる時間を短くする、といった小さな工夫が効きます。
職場などで完全に切れない場合は、第三者を挟むのも有効です。
直接のやり取りではなく、電話やメールで伝えるといった方法も効果的です。
近づかないようにするのがポイントなんですね。
関係を切ることの重要姓
そうは言っても関係を切るのは、正論で割り切れるほど簡単ではありません。
でも、関係を手放したあとに戻ってくるものもあります。
ストレスが消えると、時間が戻ります。
頭の中の反すうが減るので、集中力も戻ります。
気分の波が落ち着くので、休日がちゃんと休みになります。
これって人生の質としてかなり大きいんですよね。
一時の寂しさや気まずさ、確かにあると思います。
ただ、そういった感情は永遠ではありません。
空いたスペースには、別の出会いや、心が安定する時間が入ってきます。
逆に、ストレスの強い関係を抱えたままだと、新しいつながりを作る余裕がなくなってしまいます。
だから人間関係を整える視点としては、安心できる人にエネルギーを使う、という発想が大切になります。
頑張らなくても尊重される関係に時間を使うほうが、いいですよね。
全員と仲良くなろうとしなくていいんです。
嫌な相手とは距離を置いて、自分の平和を最優先にしていいんです。
断っただけで不機嫌になる人に振り回されると、いつの間にか相手の機嫌を中心に判断する癖がついてしまいます。
でも 不機嫌は相手の感情で、こちらが処理するものではありません。
ここを押さえるだけで、断ったあとの罪悪感も軽くなります。
そもそも、相手のお願いを聞くか聞かないかは、こちらに選択権があります。
相手の言いなりになる必要なんてこれっぽっちもありません。
断ったとき相手の態度で、どんな付き合い方をするのが自分にとって最良かを考えるきっかけにしてくださいね。
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