打ち合わせや交渉の場で、気づけば相手のペースになってしまう。
こちらは話を進めたいのに、質問した瞬間から流れが相手側に傾いていく。
そんな経験はありませんか?
一生懸命準備しているのに、なぜか話がまとまらないときって、自分の話し方よりも、投げかけの形に原因があることが多いんですよね。
ということで今回は、主導権を握れない原因になりやすい質問の仕方と、自然に会話の流れをこちらにむけさせる聞き方についてお伝えしていきますね。
相手主導になる聞き方とは?
「何が食べたいですか?」
「どのプランにしますか?」
こういう聞き方は、丁寧で分かりやすいですよね。
相手の意見を尊重する感じもあります。
でも打ち合わせや交渉の場でこれを多用すると、会話の流れが相手に渡りやすくなります。
なぜなら、自由回答の質問は、相手が自由に考えられる分、相手の頭の中の基準で話が進みやすくなってしまうんです。
相手が考える時間が長くなったり、選択肢が広がりすぎたりすると、議題は散らばりやすくなります。
結果として、こちらが用意していた流れや着地点がぼやけてしまうんですね。
もちろん、相手の希望を聞くこと自体は大切です。
ただ、話を前に進めたいタイミングで自由回答ばかりにすると、話の主導が相手に寄りやすいという特徴があります。
まずはそこを知っておくだけでも、会話の組み立て方が変わってきます。
主導権を握る聞き方
そこで役に立つのが、選択肢を提示する聞き方です。
「カレーとラーメンならどっちがいい?」
「AプランとBプラン、どちらにしますか?」
こういう形ですね。
この聞き方の良さは、目の前の選択肢の中で決めようとすることです。
ゼロから考えるより、二つの候補を選ぶだけなので圧倒的に楽になるため、会話が前に進みやすくなります。
打ち合わせでよく起きるのは、決められない時間が増えて、結局次回に持ち越しになるパターンです。
でも選択肢があると、相手は判断しやすくなるんです。
ここで大切なのは、相手を操作するというより、相手が迷わず答えられる形を用意することです。
相手が答えやすい質問は、こちらにとっても話を進めやすい質問なんですね。
主導権は質問で決まる
こちらに都合のいい選択肢を出すと聞くと、ずるいとか誘導っぽいと感じる人もいるかもしれません。
でも、現実の打ち合わせって、限られた時間の中で決めるべきことを決める場ですよね。
方向性を整理して、合意点を作っていく作業とも言えます。
だからこそ、質問に役割を持たせる必要があるんです。
意見を広げたいときは自由回答。
決めたいときは選択肢。
この使い分けが大切になってくるんですね。
主導権がある人は、強く押すのではなく、質問の形で会話の流れを整えています。
話の流れを設計しているんですね。
だから主導権は、声が大きい人が取るものではなく、質問の仕方で決まるんです。
反発されないために
ただし、選択肢の出し方には注意点もあります。
相手がその二択に納得していないと、押しつけに感じることがあるんですよね。
たとえば相手の中に「そもそも別案がある」という前提があるときに、いきなり二択を出すと、話を狭められた感じになります。
だからおすすめは、二択の前に一言添えることです。
「今の条件だと、この二つが現実的だと思うんですが」
「時間内に決めるなら、この二案が進めやすいです」
こういう前置きがあるだけで、受け止められ感が増えます。
さらに、逃げ道も用意しておくと揉めにくいです。
「AかBのどちらかで考えたいんですが、他に外せない条件があれば教えてください」
こう言えば、相手の考えを尊重できます。
主導権を取りながら、関係をこじらせることもなくなるんですね。
主導権が取れないと感じるとき、話し方を変えようとしがちですが、実は質問の形を変えるほうが効果的なんです。
自由回答ばかりだと相手のペースになりやすい。
選択肢を出すと相手は決めやすい。
このシンプルな仕組みを知っているだけで、打ち合わせの疲れ方が変わってきます。
全部を二択にする必要はありません。
広げたい場面と、決めたい場面を分けて、決めたいところだけ選択肢にする。そ
れだけで十分です。
主導権を握るというのは、相手を動かすことではなく、決めやすい形を作ることなんですよね。
次の打ち合わせで、お試し感覚で使ってみてくださいね。
きっと会話の進み方が変わるはずですよ。
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