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集中勉強は効率が悪い?

 

同じカテゴリーの勉強を集中的に続けることが

効率的な学びだと広く思われていますよね。

でもこれ、実は大嘘だってしってました?

 

うそだ!集中してやったほうが、効率がいい!

そう反論したくなりますよね。

 

しかしながら同じ分野の勉強を集中してやることは

学びの効率でいうと、あまり効果が望めません。

ここでいう学びの効果とは『脳への定着』です。

 

ではどうすれば良いのか?

それをご紹介します!

 

 

同一カテゴリーの集中勉強の弊害

 

どうして同一カテゴリーを集中的に勉強すると効率が悪いのか?

解説していきますね。

 

あなたはこんな経験ありませんか?

同一カテゴリーの勉強を続けていると、そこにある情報の系統がわかり

すんなりと頭の中に入ってくるような感覚です。

 

実はこの感覚が大問題なんですね。

何が問題かというと、脳がそのカテゴリーに『慣れ』てしまい

強く働かなくても『理解』出来るようになっている状態なんです。

 

しかもたちの悪いことに、ここで感じている『理解』は

『わかったつもり』でしかないということなんですね。

そしてそれを、本人は自覚することが出来ません。

なぜなら、その直後に質問されると、答えることが出来るからなんです。

 

前回のブログ記事でも書きましたが、人は『忘れる生き物』です。

今の瞬間だけ理解していても、いずれは忘れてしまうんですね。

 

同一カテゴリーの集中勉強は『わかったつもり』の罠に引っかかりやすくなるのです。

 

 

集中よりも『交互』『多用』の勉強を!

 

『交互』勉強は、短時間に集中して行っている勉強と、全く別の勉強を

一定時間毎に切り替えて勉強するというやりかたです。

 

資格試験でしたら『宅建』を1時間して『野菜ソムリエ』を1時間する。

ような感じに、全く関係ない勉強を交互にするということです。

 

これにより脳の『慣れ』を防ぐことができ、脳をよりこき使うことができます。

もちろん脳をこき使うわけですから、疲れるでしょう。

さらには、短期的に効果が出ているかの実感も湧いてきません。

 

ですがこの勉強法をすることで、脳内で明確な分類分けが行われます。

それにより情報種類の判別力を高めることができるようになります。

目の前の情報はどの種類の情報なのか。

それを素早く判別できることで、記憶領域に素早くアクセスすることができるのです。

 

『多用』勉強は、様々な手段を使うということです。

『読む』『書く』『話す』『聞く』など。

読むだけ書くだけではなく、色々な手段を使って下さい。

 

それによりその情報が、様々な脳の活動と紐付けされていきます。

脳内の紐付けが多ければ多いほど、定着率は上昇していきます。

 

一つの手段に依存しない事が重要なんですね。

 

もちろんこれらの勉強法が効果的であるという実験結果も存在します。

それを紹介するとなると、読むのが辛くなる分量になるので割愛しますね。

興味がある方は

『交互練習』『多用練習』

という単語で調べてみてください^^

 

 

このように、一般的には当たり前と思われている勉強法も

実は効率が悪いなんてことがあります。

そのような情報をキャッチしたときは、シェアしていきますので

楽しみにしておいてくださいね!